私の求めるモノ ページ2
｢先輩！流石です！！｣
｢さすが睦月さん！次も頼むよ！！｣
｢私も先輩みたいにかっこよくて綺麗なOLになりたいです〜！！｣
期待してもらっているのはありがたいし、尊敬してもらえるのも嫌な気はしない。でも、
それは私を満たしてくれるモノじゃない。
｢Aー！！｣
『あ、いたいた。みっちゃーん！』
み｢久しぶりだね〜。仕事は順調？｣
『なんとかね。次の企画も任せてもらえたんだ。』
み｢凄いじゃん！やっぱAは人生勝ち組だよね〜。羨ましい…。私なんかやたら口うるさい上司とまだまだ仕事できない後輩で手一杯だし…笑｣
『そんなことないよ。みっちゃんだって今や後輩をまとめるリーダー格でしょ？私は無理だなー、後輩を育てるとか』
み｢いやいや、Aの働きっぷりに比べたら私がやってる事なんて大したことないよ。それよりさ、｣
『？』
み｢いい相手、いないの？｣
『もーまたその話？いないってば。恋愛とかガラじゃないし。』
み｢なんだよつまんない〜！Aももういい歳なんだから恋愛の1つや2つした方がいいって！｣
『私はいいの。今は恋愛にはあんまり興味向かないし。』
み｢そんなこと言ってたらあっという間に歳とっちゃうよ！？｣
そんなことを言われても本当に恋愛には興味が無いのだ。彼氏が欲しいなんて思ったことは1度もない。
み｢あんたもそろそろ真面目に彼氏作った方がいいよ〜。あ、もうこんな時間！ごめん、そろそろ会社戻らなきゃだ！｣
『余計なお世話よ！え、もう？私も戻らなきゃ。』
み｢じゃーね！また時間あったら2人で喋ろ！｣
『はいはい。じゃあね〜』
会社こそ違うものの、大学が一緒で意気投合したみっちゃんとは今でも時々ご飯いっておしゃべりはしたりする。みっちゃんは大学時代から彼氏がいたらしい。もちろん今も。そんなに恋愛って良いものなの？わかんないなぁ。
でも、この物足りなさはきっと今の仕事じゃ補えないんだろうな。もちろん恋愛で埋まるとも思ってないけど。
ちょっと刺激的な毎日が欲しい。なんて、ないものねだりもいいとこだ。
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周(プロフ) - みさきさん» お返事遅くなってしまい本当に申し訳ありません…!!! そう言って頂けてめちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます(泣) まだまだお話続いていく予定ですので、これからも暇な時に見て頂ければと思います！ (2019年5月19日 23時) (
レス) id: 7272c5782c (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - こんなにも更新が楽しみな作品に久しぶりに出会いました！更新楽しみにしてます！ (2019年4月30日 23時) (レス) id: 94a5c4647a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜乃 | 作成日時：2019年2月25日 2時
