お前の弱点【呪術廻戦】

24.次の日 ページ24

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次の日。





「なんで私を出張に連れていきたかったと思います？」

「私が知ってると思うかい？」

「五条先輩と仲良さそうなんで、知ってるかなって思ったんですけど」

「まあ、確かに仲は良いと思うけど」

「あ、やっぱり仲良いんだ」

「初めの方は、険悪だったんだけどね」





お昼。





昨日の座学超楽しかった。

そもそも高専って何の勉強するのかなって思ってたんだよね。普通に国語とか数学とか勉強……するのか……？って謎に包まれてた。だって必要ないからね。呪術師には。だけど、今日分かった。



数学。数学だった。やったあ。





私数学とか好きなんだよね。理系っていうの？そっち系が私好き。理論とか、そういうの考えるの好きだからかな。って自分で納得した。普通に楽しくて、授業楽しかったって久々に思った。



楽しすぎてつい、五条先輩に一緒に出張来いと言われたのを忘れるくらいに。





思い出したくなかったな〜。突然来いなんて言われても行く気ないし、1人で行けるでしょ。子供じゃないんだからさあ。あと最強なんでしょ？





っていうことを、夏油先輩と話してた。出張の次の日に。



やっとちゃんと話せたんだけどさ。やっぱりいい先輩だ。どっかの誰かと違ってさ。ちゃんと話を聞いてくれるし、話を理解して、アドバイスもくれるし、周りバカとアホしかいなかったから、感動してる。





「行く前にグチグチ言ってました？、しばきたおすんで言ってください」

「連れていかれなくて良かったね。言ってたよ」

「分かりましたやっておきます」

「程々にね」

「止めないんですか？」

「なんで？止めないよ？」





1個上の先輩のうち、2人は特級。もう1人の先輩は、反転術式を他人に使うことが出来る、珍しい人。私も使えるけどね。

出来のいい先輩方ですよ本当に。




じゃあここで、呪術高専の愉快な仲間を紹介しよう。

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