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あ、また言うの忘れてた。
でも私がそれを言い忘れるのは、呪言師、っていうのを自分で自覚していないからだと思う。
あと、この人のせい。これは大きく関わってくると思う。
「五条さんのことが嫌いすぎて、つい忘れてました」
つい口に出してしまった。言うつもりはあったけど。
「こら、大事なことは言わなきゃダメでしょー？」
「その言葉、あなたにそのままそっくりお返ししますよ」
さっきから何度大事なことを言われないで困惑したことか。思い知ればいい。
呪言師、という言葉を聞いた1年生は、固まった。
さっきの2年生みたいに。え、と声を上げながら。
でも1人だけだった。さっきよりはマシかも。固まったのは、さっき私と意気投合した、黒い髪の子。私のこと知ってる？
「なあ伏黒。なんで固まってんの？」
ピンク髪の子が、真っ黒な髪の子に尋ねた。ピンクの髪色可愛い。今の髪色、青なんだよね。自分でも似合ってると思うけど、でも飽きたからやってみようかな。
あ、呪言師のこと説明しないと。絶対訳分からないことになってると思う。可哀想なことしちゃった。
「多分ね、私が呪言師なのに普通に話せるからだと思うよ」
「わ、びっくりした」
急に私が話し始めたから、ピンクの髪の子は驚いた。
それを見ている五条悟さんは笑ってる。笑ってるなら私の代わりに説明してくれていいのに。何してるの、教師なんでしょう。
「あ、みんなの名前聞くの忘れちゃった」
「喋らないで、ください」
「え？あ、呪言師だから？私大丈夫だよ。この人が全く説明しないから、びっくりしてるんだと思うけど」
「こら伏黒。お姉さん話してんだから話止めるんじゃないわよ」
女の子が、黒い髪の子、伏黒くんを止めた。やっと私の味方が現れたと思った。ら、
「どうぞ。話してください。私、アンタのこと気に入ったわ。だけど後で話聞かせなさいよ」
「話？何の？」
「美容の話よ！韓国住んでたんでしょ？流石だわ、肌綺麗ね」
「あ、うん分かったありがとう……」
ここ、自分中心の人、多くない？
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etoile(プロフ) - 面白くて読ませていただいているんですが、北京は中国です。韓国だったら仁川国際空港か釜山国際空港とかがあります (2021年2月17日 23時) (
レス) id: eb37a2c1e1 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - Fukuminさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです(^^)更新これからも頑張ります！ (2021年1月8日 0時) (レス) id: 7dcef7f05b (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - めっちゃクチャ好きです。頑張ってください！！ (2021年1月7日 1時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 安仙任さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります(^^) (2021年1月6日 23時) (レス) id: 7dcef7f05b (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - とても面白いです！続きを楽しみにしてます！これから頑張ってください(^^） (2021年1月6日 19時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまね x他1人 | 作成日時：2021年1月5日 21時
