死柄木妹はヒーローになりたい【爆豪勝己】 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:21,621 hit

6 ページ6

A『あはは…かっちゃん…やほー…』

だめだ、恥ずかしすぎる。

え、何今のパンチ……。

爆豪｢…ぶっ｣

A『…え？』

かっちゃんが笑った…？

爆豪｢んだお前個性以外クソザコじゃねーか。｣

釣られてわたしも笑ってしまう。

A『ふっ…あははっはは！か、かちゃん…ザコって言わないで…！笑』

爆豪｢あ゛？事実だよクソザコ女。｣

A『え…？ヴィランからクソザコ女に変わってる…？』

A『ヒーロー志望なの認めてくれた…？』

爆豪｢は？ンな訳ねーだろ。｣

A『だ、だよねー…はは、参ったよ〜』

私の参ったの一言で対戦は終了。

私は皆に囲まれる。

耳郎｢Aさいっこーにヒーローだった！！｣

蛙吹｢Aちゃんの個性は人を助けるわ。…あと、梅雨ちゃんと呼んで。仲良くしましょうね。｣

A『皆…で、でも…』

相澤｢お前の戦い方がヒーローその物だった。それだけだ、よくやったな。｣

A『…先生…』

芦戸｢今までごめん…今から仲良くしてくれる…？｣

A『…編入初日に仲良くなれると思ってなかった…皆優しすぎない…？ほんとにありがとう…』

爆豪｢うるせぇウゼエ。｣

上鳴｢ちょ、ばくごー……｣

A『ごめん。。』

さっきの笑顔が嘘みたいだ。

爆豪｢てめぇはもうヴィランじゃねーんだろ。シャキッとしろや…｣

A『か、かっちゃんっ…！！！！』

多分今の私は今までで1番の笑顔を見せていると思う。

なんでか分からないけどかっちゃんに認められたいって思いが強いんだよね！

爆豪｢っ…！｣

なんかすっごいびっくりしてる。

上鳴｢爆豪…お前…人の心あったんだな…｣

爆豪｢アホ面テメェ死にたいんか…｣

飯田｢喧嘩はやめたまえ！｣

峰田｢オイラは最初っからAちゃんの仲間だったぜ！｣

A『峰田くん…』

耳郎｢こいつには耳貸さなくていいから。｣

A『…あははっ、皆面白すぎる笑…ふふっ笑』

麗日｢んも〜っっ！Aちゃん可愛すぎやって！！｣

緑谷｢良かったね！皆と仲良くなれて！！｣

A『…うんっ！！』

麗日｢あっそうや！皆で写真撮らへん！？仲良くなった記念に！！！｣

芦戸｢ウチチェキあるよーん！！！最近買ったんだ〜！！ほらっ笑って笑って〜！！｣

今話題の内カメラで撮れるインスタントカメラで1枚写真をパシャリ。

もう1枚はクラス全員の記念写真。

私…こんなに幸せでいいのかな…？

皆で撮った写真は一生宝物にしよう。