君が何をしたって【鬼滅の刃】

着いた ページ24

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なんだか今更緊張してきた。

確か御館様っていう人は鬼殺隊の長、なんだよね。そりゃあ緊張するか……




いつぐらいにつくんだろう。鬼殺隊の長だから、しっかり隠れてるよね。やっぱりすごい遠くて、一夜とか掛かっちゃうような場所にあるのかな。

豪華で、綺麗な家＿＿＿＿＿




良いなぁ。……まぁでも、それだけ頼りにできる、ってことだよね。そうじゃなきゃ、釣り合わないし。


そうだ、家と言えば、皆と瓦礫はどうしよう。いろいろあってまだ整理できてないし……申し訳ないけど煉獄様とかに手伝ってもらったりしないと私だけでは相当な日にちになるからなぁ。
……うん、煉獄様とかに手伝ってもらわないと皆が可哀想だよね。


私は、しょうがないと自分に言い聞かせた。




「私が運べるのはここまでです」



え？



「次の隠に引き継ぎ、それを何回も繰り返し御館様の屋敷に行きます」



あぁ、びっくりした…… もう力尽きて動けません、帰りましょうみたいな事かと思ったぁ……



『そうなんですか。ありがとうございました』



「いえいえ」




『えっと……お願いします』




「はい」




変わること何十回か。遂に……



”御館様”の屋敷に着いた。

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