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それから二月に一回ほどで来てほしい事を伝えられ、感謝をし狭霧山に帰った。



でも、狭霧山に帰った時刻は結局朝だった。

眠いけど、時間が立てば眠気は覚めるから、とくに寝る必要はないらしい。


だからいつも休憩してた、のぼりにくいけどのぼったら寝れるくらいの太い枝の場所がある大きな木に行く。



『よっ……』



今となってはすぐのぼれるけど、前はちょっとした訓練場みたいになってたなぁ。

日に日にのぼるのにかかる時間が少なくなってて、少し自信がつくようになった唯一の場所でもある。


確か、そのまま寝ちゃって鱗滝さんに怒られたり、落ちかけたり……



ただの大きな木だけど、意外と思いでがあるんだよねぇ……



よし、寝る必要はないけど眠たいから寝るかぁ……



















すぅ、すぅ。



そう寝息をたてているのは、弟の陽希だ。



『ねぇ、もうそろそろ起きて、準備して!』



準備というのは山菜とか木の実を採るための準備。

お父さんは狩り人の仕事があって、お母さんは前に病気で亡くなってしまった。だから、私達が山にある山菜とかを採りに行く。

これが大体の毎日。村の皆も優しくて、幸せな日々。



「えぇ〜、わかったよぉ。すぐ準備するからその分寝るねぇ……」



『今準備してって言ってるじゃん! 今から行けばちょうど帰るのがお昼何だからちょうど良いの! それかご飯食べたくないの!?』



「食べる!!」



『はい、じゃあ準備してきて。あと、今日はここをやるらしいから羽織りも忘れないようにね』



この羽織りは、これは頭も覆えるようになっている。お父さんが時々ここでも狩りをするから間違えられないようにするための物。


まぁ、お父さんは熊とか、私達に危害を及ぼす物騒な生き物しか打たないから。兎とかは何もしないから良いらしい。


本当にそれで良いのかと村の人は言うけど、それでいいと思う。

まぁ、猪とかに村をちょっと荒らされたりしてたからなぁ……



「陽希、A。今日は大きな熊が居るらしい。だからもう家から出ないでほしいが、出るなら家が見える範囲で行動してくれ。

もしかしたら違う山かもしれないが、人を四人喰った熊らしいが、行ってくる」


お父さんは、嫌な顔もせず山に行こうとした。

何で→←珠世さん



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あまな - ごそごそしてたらリンクとかの意味がようやくわかり、続編にこのまま行けるようになりました!これについて調べすぎてて続編全く更新してなかったのも本当にすみません! (2021年8月18日 8時) (レス) id: 2aceacd008 (このIDを非表示/違反報告)
あまな - 神代優花さん» 頑張ります! (2021年7月4日 17時) (レス) id: 2aceacd008 (このIDを非表示/違反報告)
神代優花 - 頑張れー更新頑張れー (2021年7月3日 10時) (レス) id: 5b5a130973 (このIDを非表示/違反報告)
あまな - 雑でも、少しでも良いです。リンクなどの説明をしてくれるとありがたいです。 (2021年7月2日 15時) (レス) id: 2aceacd008 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あまなくん | 作成日時:2021年5月25日 19時

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