い も う と 46 ページ47
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「ゲームが、彼女.....？」
「てっきり、至から既に聞いてたものだと思ってたんだけど...」
聞いてなかったみたいだね、と東さんケロッとした表情だ。
私と言ったら、まさに開いた口が塞がらないといった感じだ。
「え、ちょっと待ってください、至さんの趣味ってゲームなんですか？」
「うん。そういう風に聞いてるよ。」
よく篭もってゲームしてるみたいだしね、とどんどんと突きつけられる真実に、私は驚きが隠せなかった。
至さんと、ゲーム。
なんだか不揃いであるはずの言葉なのに、妙に納得してしまう。
「ってことは.....？」
思い浮かぶのは、ここに来てからの至さん。
思い当たる節は、考えてみれば色々あった。
臣ママに夜食作ってもらってたり、
部屋に篭もってずっと何かをやっていたり、
こそこそ携帯いじってたり、他にもたくさん＿
(なるほど、そういうことか)
ここで、もう1つ謎が解けた。
それは私が1番知りたかったことだ。
ゲームが趣味であること。
成人していること。
同じMANKAI寮に住んでいるということ。
リアルとネットのギャップがすごい、と言っていたこと。
これら全てを踏まえてを踏まえると.......
＿＿＿＿至さんとたるちさんは、同一人物だ。
逆に今まで気づかなかったのが不思議なくらいだ。
自分の鈍さに吐き気さえしてくる。
でも、少しほっとしている自分もいる。
...好きになった人が、1人であったという事実に。
以前たるちさんが言っていた、リアルとネットの激しいという話。
きっとガッカリする、とたるちさんは言っていたが.....
(むしろ嬉しすぎて死ねるっていうか)
「えぇ...ちょ、ま、えぇ...」
気づいた途端、顔が熱くなった。思わず、手で顔を覆い隠す。
嬉しさと照れと、色んな感情が私の中にこみ上げてくる。
きっとこの数秒で、私の表情はコロコロと変わりまくっているだろう。
そんな私の肩を、東さんは優しく叩いた。
「はい、終わったよ。」
「っあ、ありがとうございます東さん。」
覆い隠していた手を離すと、鏡に綺麗に髪を整えられた赤面の私が映っていた。
それと、笑みを浮かべている東さんも。
「ふふっ、Aの恋、叶うといいね。」
「...はい。」
＿＿＿＿＿本当、東さんには適わない。
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雨村(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» わわわ！！！本当ですね！！笑なんだか危ない感じに……( 報告ありがとうございます、修正しておきます！！ (2018年10月14日 22時) (
レス) id: a3cc1f37d6 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 36のとこで、勉強がべんきになってますぞ…最初色んな意味でビビりましたわw (2018年10月14日 21時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
雨村(プロフ) - にゃるさん» ありがとうございます…！！最近は更新ペースがなかなか安定しなくて本当申し訳ないです。頑張ります！！！ (2018年8月22日 1時) (レス) id: 291ab6483c (このIDを非表示/違反報告)
にゃる(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。これからも頑張ってください (2018年8月21日 21時) (レス) id: 1eb7bde713 (このIDを非表示/違反報告)
雨村(プロフ) - 通行人Ａさん» ほんとだ！！間違いです、すみません(><)ご指摘ありがとうございます！！修正しておきます。 (2018年8月21日 11時) (レス) id: a3cc1f37d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨村 | 作成日時：2018年7月23日 0時
