い も う と 33 ページ34
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綴さんの脚本最高でした！！と付け足すと、照れたように笑う綴さん。
はい可愛いーしんどいーと、思わず心の声が漏れそうになる。こらえろ私。
「綴、すっごく照れてるネ！とび箱みたいダヨ！」
「とび箱...？」
？の文字が私の頭の中で飛び交う中、綴さんがいつものように突っ込んでくれた。
「いやそれゆでダコな...」
「それダヨ！」
い つ も の というコメントが頭の中で流れたところでここで今日1番感想を伝えたい人が現れた。
「A。」
「至さん！」
近くで見るとさらに顔が良い。
というか衣装が似合いすぎている...この辺は幸ちゃんの凄さが滲みでている。
創作の肥やしにするしかない。
「至さん、帽子屋役も教授役もどっちも似合ってて、演技にすごい引き込まれました！！ほんとに良かったです！！」
「あはは、ありがとう。」
そうやって爽やかに笑う至さんは本当に軽率に惚れてしまいそうになるくらいイケメンだ。ずるい。
というか最近イケメン具合が増して来てませんか。
(はぁ...軽率に惚れるからやめちくり...私にはお兄ちゃんがいるのよ...)
と、しばらく至さんや他の春組の皆さんに感想を伝えていたのだが、ふと思い出したことがあった。
「そういえば、昨日至さんと真澄くんって花学来たあとどこ行ってきたんですか？」
「え...あー...」
というのも、昨日の放課後何やら校門が騒がしくなっていたのだ。
女子の黄色い声が飛び交う様子を教室の窓から確認することが出来たのだが...
その騒ぎの中心は至さん。
遠くからでもあのイケメンさ加減は変わらず、友人に熱弁してしまったものだ。
あのあとは真澄くんを連れてどこかへ向かったようだったが＿＿＿
至さんは苦笑いをしている。なにやら聞いてはいけないことを聞いてしまったのかもしれない。
そんな時、真澄くんがケロッと表情で口を開く。
「...別に、俺が至のげ...むぐ。」
「真澄、シャラップ。」
何かを言いかけた真澄くんを慌てて至さんが口を塞いで止めた。
...イケメンとイケメンで何だか様になっている。
(げ...？いやげって何？)
やはり触れてはいけないのかもしれない。
話題を変えるため、私はあることを思いついた。
「あ、あの写真を撮らせて下さい、至さん！」
＿＿＿少し、無理があったかも。
言ったそばからそう思った。
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雨村(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» わわわ！！！本当ですね！！笑なんだか危ない感じに……( 報告ありがとうございます、修正しておきます！！ (2018年10月14日 22時) (
レス) id: a3cc1f37d6 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 36のとこで、勉強がべんきになってますぞ…最初色んな意味でビビりましたわw (2018年10月14日 21時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
雨村(プロフ) - にゃるさん» ありがとうございます…！！最近は更新ペースがなかなか安定しなくて本当申し訳ないです。頑張ります！！！ (2018年8月22日 1時) (レス) id: 291ab6483c (このIDを非表示/違反報告)
にゃる(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。これからも頑張ってください (2018年8月21日 21時) (レス) id: 1eb7bde713 (このIDを非表示/違反報告)
雨村(プロフ) - 通行人Ａさん» ほんとだ！！間違いです、すみません(><)ご指摘ありがとうございます！！修正しておきます。 (2018年8月21日 11時) (レス) id: a3cc1f37d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨村 | 作成日時：2018年7月23日 0時
