検索窓
今日:19 hit、昨日:5 hit、合計:64,317 hit

Story7 ページ9

「くっ…クソッタレが、ふざけやがって
おい、分かってんだろうな。裏切ったらただじゃおかねぇぞ!」
「ふん、しかしこうやっていても力尽きて全滅するだけ」
「何だと!」

桑原と飛影が言い争ってる中、私は違う心配をしていた。

(駄目だ、このままだと右腕が折れ…る)

ポキッと小気味が悪い音を立てて右腕が折れる。それに気付いたのは隣にいる飛影だけだった。

「おい、貴様腕が…」

飛影に目だけで伝える、何も言うなと。

「飛影、壁にあるあのレバーを引き上げてくれ!こん中で一番素早いのは、飛影、オメーだ!」
「バカヤロー浦飯!血迷ったのか!?お前が行け、俺はそいつがいけ好かねぇ」
「そこの潰れた顔の奴の言う通りだぜ」
「潰れたって…誰がだコラー!!」

(潰れた、中々良い表現だな。)

少し飛影を見直した、確かに事実だ。この事については飛影に共感を持たざるを得ない。

「俺なんかを信用して良いのか?俺はお前を倒そうとした男だ。そのままずらかるかもしれないぜ」

ここが最初の正念場だろう。この問いに幽助が何と答えるかで全員が生き残れるのかが決まる。

「俺を倒すなら直接やるさ、オメーは」
「…」
「俺が全霊気を放出すれば、短い間だったらオメーの分も支えられる。行ってくれ、飛影」

体に霊気を纏い、それが高まっていく様子を信じられない、とでも言いたげな目で見る。ふと隣に目をやる。この女はあと一分と持たないだろう。

「ひえ…い、レバーを上げて…」

勢いよく飛び出して行く。五人から四人になったことで一人にかかる重さが膨れる。

「くっ…」

頼む、レバーを上げてくれ、と全員が願っていた。

Story8→←Story6


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
101人がお気に入り
設定タグ:幽遊白書 , 飛影 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アマミヤ(プロフ) - 夾さん» コメントありがとうございます!飛影かっこいいですよね〜分かります(^ー^)これからも宜しくお願いします! (2020年3月21日 18時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
- ここまで読ませて頂きました。飛影がかっこいいです!これからも頑張ってください! (2020年3月21日 18時) (レス) id: d64271d75d (このIDを非表示/違反報告)
アマミヤ(プロフ) - 灯霧さん» コメントありがとうございます(*ゝω・)ノ 是非、読ませて頂きます!頑張って更新していきます! (2020年3月10日 11時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - とても楽しいお話ありがとうございます!私も飛影オチの連載載せているので、良ければ見てください!そして続編の方の更新もお待ちしてます! (2020年3月9日 16時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - アマミヤさん» 分かりました。更新再開お待ちしてます。更新頑張って下さい。 (2020年1月19日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アマミヤ | 作成日時:2019年8月31日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。