Story7 ページ9
「くっ…クソッタレが、ふざけやがって
おい、分かってんだろうな。裏切ったらただじゃおかねぇぞ!」
「ふん、しかしこうやっていても力尽きて全滅するだけ」
「何だと!」
桑原と飛影が言い争ってる中、私は違う心配をしていた。
(駄目だ、このままだと右腕が折れ…る)
ポキッと小気味が悪い音を立てて右腕が折れる。それに気付いたのは隣にいる飛影だけだった。
「おい、貴様腕が…」
飛影に目だけで伝える、何も言うなと。
「飛影、壁にあるあのレバーを引き上げてくれ!こん中で一番素早いのは、飛影、オメーだ!」
「バカヤロー浦飯!血迷ったのか!?お前が行け、俺はそいつがいけ好かねぇ」
「そこの潰れた顔の奴の言う通りだぜ」
「潰れたって…誰がだコラー!!」
(潰れた、中々良い表現だな。)
少し飛影を見直した、確かに事実だ。この事については飛影に共感を持たざるを得ない。
「俺なんかを信用して良いのか?俺はお前を倒そうとした男だ。そのままずらかるかもしれないぜ」
ここが最初の正念場だろう。この問いに幽助が何と答えるかで全員が生き残れるのかが決まる。
「俺を倒すなら直接やるさ、オメーは」
「…」
「俺が全霊気を放出すれば、短い間だったらオメーの分も支えられる。行ってくれ、飛影」
体に霊気を纏い、それが高まっていく様子を信じられない、とでも言いたげな目で見る。ふと隣に目をやる。この女はあと一分と持たないだろう。
「ひえ…い、レバーを上げて…」
勢いよく飛び出して行く。五人から四人になったことで一人にかかる重さが膨れる。
「くっ…」
頼む、レバーを上げてくれ、と全員が願っていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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アマミヤ(プロフ) - 夾さん» コメントありがとうございます!飛影かっこいいですよね〜分かります(^ー^)これからも宜しくお願いします! (2020年3月21日 18時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
夾 - ここまで読ませて頂きました。飛影がかっこいいです!これからも頑張ってください! (2020年3月21日 18時) (レス) id: d64271d75d (このIDを非表示/違反報告)
アマミヤ(プロフ) - 灯霧さん» コメントありがとうございます(*ゝω・)ノ 是非、読ませて頂きます!頑張って更新していきます! (2020年3月10日 11時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - とても楽しいお話ありがとうございます!私も飛影オチの連載載せているので、良ければ見てください!そして続編の方の更新もお待ちしてます! (2020年3月9日 16時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - アマミヤさん» 分かりました。更新再開お待ちしてます。更新頑張って下さい。 (2020年1月19日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アマミヤ | 作成日時:2019年8月31日 20時