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Story39 ページ41

木が拓けた岩場の先端。妖気の発生源はどうやらここのようだ。飛影は、右手を前に翳し、全妖気を放出している。何をしているのかは一目瞭然だった。

(あの黒い影は魔界の炎だ…!)

魔界の炎を翳した右手に集中させようとして失敗する。それは、人間界で魔界のものを呼び出すことの難しさを示している。

パキッという小枝を踏む音でようやく裕加がいることに気付いたのか、飛影が後ろを振り返った。

「…貴様か。何の用だ?」

肩で苦しそうに息をする飛影はいつもに増して不機嫌なようだ。

「人間界で魔界の炎を召喚させるのは難しい?それが邪王炎殺拳最大奥義邪王炎殺黒龍波ともなればもっと難しい…」
「!?」
「図星だった?」

この問いに何も答えられない飛影。どうやら本当に図星のようだ。

「炎殺黒龍波を極めたいのなら、今のその妖気じゃ歯を剥かれて終わってしまう」
「何故そう分かる?そもそも邪王炎殺拳は魔界の幻の技だ。単なる人間に口出しされる覚えはない。」

(“単なる人間”。私は……)

胸元にあるロケットペンダントを左手で握り締める。普段ロケットペンダントはどんなことをしても開くことはない。小さな鍵穴のようなものがあり、ロックがかかっているような状態なのだ。それを開ける方法はたった一つ。

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設定タグ:幽遊白書 , 飛影 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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アマミヤ(プロフ) - 夾さん» コメントありがとうございます!飛影かっこいいですよね〜分かります(^ー^)これからも宜しくお願いします! (2020年3月21日 18時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
- ここまで読ませて頂きました。飛影がかっこいいです!これからも頑張ってください! (2020年3月21日 18時) (レス) id: d64271d75d (このIDを非表示/違反報告)
アマミヤ(プロフ) - 灯霧さん» コメントありがとうございます(*ゝω・)ノ 是非、読ませて頂きます!頑張って更新していきます! (2020年3月10日 11時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - とても楽しいお話ありがとうございます!私も飛影オチの連載載せているので、良ければ見てください!そして続編の方の更新もお待ちしてます! (2020年3月9日 16時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - アマミヤさん» 分かりました。更新再開お待ちしてます。更新頑張って下さい。 (2020年1月19日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アマミヤ | 作成日時:2019年8月31日 20時

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