Story38 ページ40
「こん畜生！」
幽助の声が幻海邸に響き渡る。戸愚呂から暗黒武術会の招待を受けて一週間。幽助は、二ヶ月後に迫りくる武術会に向け、幻海の元で修行をしていた。
「裕加じゃねぇか」
「幽助、調子はどう？」
盟王高校の制服を身に纏い、幻海と幽助の元を訪れた裕加。幽助の修行の様子を見にきた。
「まぁ、ぼちぼちだな。桑原達はちゃんと強くなってるか？」
「和真は蔵馬に特訓に付き合って欲しいと申し込んだみたい。放課後や休日を使って修行するって。飛影は音信不通。」
「飛影は相変わらずだな…」
苦笑いをする幽助。だが、彼にそんな時間はないようだ。
「幽助！そんなところで油を売ってないでさっさと戻らんか！」
「俺戻るわ。裕加も頑張れよ！」
幻海の元に身を寄せる間、幽助は家事を全てやっている。食事の支度、寺の掃除、洗濯も、風呂の用意も。それでも笑顔で手を振って修行へ戻る。
(幽助は何のために強くなるのか…)
帰り道、海辺近く。これからどのように修行をしていくのかを考える。幻海の元で幽助と共に修行をするのも考えた。だが、幽助のことを考えれば一人の方がいい。
(綺麗な海だな…)
ここ最近は色々ありすぎた。まだ何も終わってはいない。二ヶ月後には武術会にゲストとして参加するのだ。それでも一息つけるこの場所が好きだった。
(この妖気……)
近くにある森から感じる妖気。その妖気が飛影のものだと分かるのに、他のもののような気がして。
(どこか記憶にあるこの妖気。この妖気は一体…？)
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アマミヤ(プロフ) - 夾さん» コメントありがとうございます！飛影かっこいいですよね〜分かります(^ー^)これからも宜しくお願いします！ (2020年3月21日 18時) (
レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
夾 - ここまで読ませて頂きました。飛影がかっこいいです！これからも頑張ってください！ (2020年3月21日 18時) (レス) id: d64271d75d (このIDを非表示/違反報告)
アマミヤ(プロフ) - 灯霧さん» コメントありがとうございます(*ゝω・)ﾉ 是非、読ませて頂きます！頑張って更新していきます！ (2020年3月10日 11時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - とても楽しいお話ありがとうございます！私も飛影オチの連載載せているので、良ければ見てください！そして続編の方の更新もお待ちしてます！ (2020年3月9日 16時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - アマミヤさん» 分かりました。更新再開お待ちしてます。更新頑張って下さい。 (2020年1月19日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマミヤ | 作成日時：2019年8月31日 20時
