Story2 ページ4
「妖魔街?」
「はい、今回の依頼はその妖魔街に住む四聖獣が持つ、蟲笛を壊してきて貰いたいのです。」
(なるほど…)
状況を整理すると、蟲笛を使って人間界を混乱させ、霊界に人間界の移住権を要求してきた。さっきの男は魔回虫に取り付かれたということか。
そして取り付かれた人達を正気に戻すには蟲笛を壊さなければならない。
「今回は霊界探偵と人間がもう一人任務にあたっています。ですが、それだけでは心細いとコエンマ様が霊界裁判で執行猶予中の妖怪を二人向かわせました。そこで今回は蟲笛の破壊と同時に二人の妖怪の監視もお願いしたいのです。」
「監…視…」
蟲笛の破壊には協力するつもりだ。人間界を守るためでもあるし、現にもう被害が出ている。一秒でも早く解決したい。
だが、監視は別の話だ。そういう面倒事は百歩譲ってもお断りしたいところ。でも、急がなければ。
「分かりました。その代わり監視は今回限りにしてください。」
「それでは、妖魔街へ案内します。」
そう言うと、目の前に人間一人が通れる程の黒い穴が開く。妖魔街へと続くトンネルだ。
「良い報告お待ちしております。詳細は紙に書いてありますので。」
それを聞き暗いトンネルを滑り台のように滑る。監視は面倒くさいが、霊界探偵ともう一人の人間が気になる。霊界の仕事でここまで心が軽いのは初めてのことだった。
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アマミヤ(プロフ) - 夾さん» コメントありがとうございます!飛影かっこいいですよね〜分かります(^ー^)これからも宜しくお願いします! (2020年3月21日 18時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
夾 - ここまで読ませて頂きました。飛影がかっこいいです!これからも頑張ってください! (2020年3月21日 18時) (レス) id: d64271d75d (このIDを非表示/違反報告)
アマミヤ(プロフ) - 灯霧さん» コメントありがとうございます(*ゝω・)ノ 是非、読ませて頂きます!頑張って更新していきます! (2020年3月10日 11時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - とても楽しいお話ありがとうございます!私も飛影オチの連載載せているので、良ければ見てください!そして続編の方の更新もお待ちしてます! (2020年3月9日 16時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - アマミヤさん» 分かりました。更新再開お待ちしてます。更新頑張って下さい。 (2020年1月19日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アマミヤ | 作成日時:2019年8月31日 20時