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Story13 ページ15

「どうした、怖じ気ついたのか?」
「うるせぇ!今行くから待ってろ、ボケぇ!」
「ちょっと待って!」

今にも飛び出しそうな桑原の前に左手で静止させる。

「何すか、裕加さん?」

溜め息を溢しそうになる。今、自分が置かれている状況を理解していないのか。

「和真は下がってて、私が止めを刺す」
「「!?」」

幽助、蔵馬が驚いた顔をしている。桑原に至っては状況が読み込めずか、硬直している。

「和真、飛影の言う通りだよ。今休んで体力を回復させればまた戦力になる、それにここで無理をすれば死ぬかもしれない。」

気絶寸前まで使い切った霊気をまた使うなどというのはただの自滅行為でしかないのだ。

「裕加さん!これは俺のしょう」
「貴様、良いのかそれで?」

桑原の反論に割って入ってきたのは以外にも飛影だった。だが、飛影の言葉に答えることもなく足場へと下りる。

「もし私が死ぬことになった時、和真の霊力は回復してるから。そしたら次は和真が相手をする、それで良い?」

誰も何も反論しない。それだけ裕加の言っていることが本気なのだ。

「まずは貴様か、女。貴様のようなひ弱な人間の女など跡形も残さず塵と化してくれるわ!!」

(塵…、芥のことか。やはりあの振動波はただの雄叫びじゃないのかな)

口内に力を溜め、何かを撃ち落とそうと構えをとる。

「見よ!鳴虎衝壊波!」
「鳴虎衝壊波だと!?」

(“衝壊波“やっぱりあの雄叫びは…)

さっきまで立っていた場所が鳴虎衝壊波によって粉々になる様子を見ながら近くの足場へ飛び移る。

「見たか!これぞ鳴虎衝壊波!触れた者を塵と化す、超振動の雄叫びよ!」
「分子破壊を起こす球を体内で作り出す妖怪がいるとは聞いていたが、それが白虎だったとは…。あの技からは逃げるしか術がない。」

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設定タグ:幽遊白書 , 飛影 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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アマミヤ(プロフ) - 夾さん» コメントありがとうございます!飛影かっこいいですよね〜分かります(^ー^)これからも宜しくお願いします! (2020年3月21日 18時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
- ここまで読ませて頂きました。飛影がかっこいいです!これからも頑張ってください! (2020年3月21日 18時) (レス) id: d64271d75d (このIDを非表示/違反報告)
アマミヤ(プロフ) - 灯霧さん» コメントありがとうございます(*ゝω・)ノ 是非、読ませて頂きます!頑張って更新していきます! (2020年3月10日 11時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - とても楽しいお話ありがとうございます!私も飛影オチの連載載せているので、良ければ見てください!そして続編の方の更新もお待ちしてます! (2020年3月9日 16時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - アマミヤさん» 分かりました。更新再開お待ちしてます。更新頑張って下さい。 (2020年1月19日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アマミヤ | 作成日時:2019年8月31日 20時

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