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Story11 ページ13

次の四聖獣、白虎と対峙したのは桑原だった。だが白虎との戦いを前に妖獣四匹の相手を強いられる。霊剣一つで戦う桑原の姿はぼろぼろになっていく。

『そんなもんで妖獣四匹を相手に出来ると思うのか!』
『あの程度の太刀捌きでは、嬲り殺されるのは時間の問題だ』

今は幽助が数十歩前に出て、戦いを止めさせようと試みている。そんな中で裕加は白虎と飛影の言葉を思い出していた。

(このままでは飛影が言っていたのと同じ結末を迎えてしまう)

だが、一対一のタイマンをこの上なく好む桑原を止めることは絶対に不可能だ。

「幽助、下がって」

裕加がそう言ったのと桑原がこちらに向かって走って来るのは同時だった。桑原は細い道へと追い詰めた妖獣を勢いよく霊剣で貫く。だが、白虎を挑発し、貫いた妖獣が剣を辿って襲いかかろうとする。

(柄を離して霊気の供給を止めれば、妖獣に自由を与え襲われる。でもこのままでいれば、剣を辿って食べられてしまう。)

今度こそこちらに向かって走って来た桑原がとった行動は霊剣を塔に結び付け、妖獣の動きを封じるというもの。

「見たか!化け物の串刺しドーナツバージョンだ!」
「霊気を結んじまいやがった…。非常識な奴だ…」
「ふっ…ドーナツとはな…」
「でも元があいつの毛じゃ、焼いても食えねぇぜ」
「ドーナツは焼くんじゃなくて揚げるんだよ」

まだ白虎は健在だというのにそれを忘れたかのような雰囲気になる。

「和真、負けないで」

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設定タグ:幽遊白書 , 飛影 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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アマミヤ(プロフ) - 夾さん» コメントありがとうございます!飛影かっこいいですよね〜分かります(^ー^)これからも宜しくお願いします! (2020年3月21日 18時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
- ここまで読ませて頂きました。飛影がかっこいいです!これからも頑張ってください! (2020年3月21日 18時) (レス) id: d64271d75d (このIDを非表示/違反報告)
アマミヤ(プロフ) - 灯霧さん» コメントありがとうございます(*ゝω・)ノ 是非、読ませて頂きます!頑張って更新していきます! (2020年3月10日 11時) (レス) id: fc88c8f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - とても楽しいお話ありがとうございます!私も飛影オチの連載載せているので、良ければ見てください!そして続編の方の更新もお待ちしてます! (2020年3月9日 16時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - アマミヤさん» 分かりました。更新再開お待ちしてます。更新頑張って下さい。 (2020年1月19日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アマミヤ | 作成日時:2019年8月31日 20時

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