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なんやかんやで料理が運ばれて来るまでの間、用意されたお手ふきで手を拭いたり仕事の話をしていた。

「そーいやAさ、」

『?どーしました?』

「趣味は確か海外旅行だったよな?」

急に趣味の話を振られ、なぜ?と思いながらも深く気にとめずそうですと返すと、そっかそっかと胡散臭い笑顔で頷かれた

なんか今日の黒尾先輩、きもちわるi((おかしい

頭に?を沢山浮かべてると、注文した料理が次々に運ばれてくる

「わぁー!きんぴらだぁ!!」

きんぴら以外にも、私の好きな物ばかり運ばれてくる!
幸せ!!


ん?


私の好きな物しかなくない?


好物ばかり並べられるとこに違和感を感じる


ちょっとまって
さっきのいきなりぶっ込んできた趣味の話といい、嫌な予感する

『黒尾先輩…何か企んでるんじゃ…?』

恐る恐る顔を向けると

ニヤっと笑って

ほれっと

私の前に1つ、書類の束が出された

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作者名:雨宮 | 作成日時:2020年6月4日 13時

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