及川専属マネの苦悩 (ページ15)

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ようやく目的地である体育館の前のバス停に着いた。運賃を支払ってバスを降り、深呼吸をした。

…外の空気がいつも以上にありがたく感じる

試合自体はお昼からなので開始時刻まで選手達は各自アップを、マネージャー達はタオルや飲み物の準備を進めていく

及川さん達のチームのマネージャーの中で今日来れるのは私だけということもあり、荷物を置いてすぐ人数分のタオルや飲み物の準備を始めた。

一通り準備が整い、選手たちがいる体育館にタオルや飲み物を運ぶ。

バレーボールが勢いよく叩かれる音や、キュッキュとなるシューズ音。何もかも懐かしい

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チーム用の準備が思ったより早く終わり、特にやることがなかったので及川さんの試合用ウェアを出しておこうとチームの荷物置き場にある自分の鞄を取りに行った

____この時初めて、あってはならないミスを自分が起こしてたことに気が付く_____。