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確実に朝より悪化したなと感じながらも必死に手すりに捕まって耐えてると、
キキーっとバスが急停止した。
何事！？と顔を上げると、どうやら学校前のバス停に着いたらしくゾロゾロと人が降りていく
バスの出口に向かって流れる人混みに流されそうになりながらも何とか耐えぬき、降りる人が居なくなってバスは再び走り始めた。
ふと人が減って椅子が空くのでは！っと思ったのもつかの間、急いで周りを見渡すけど空いてる席はなかった
先程まで隣にいた及川さんも、いつの間にか私のそばを離れて奥の方にある席に座ってる
音楽を聴いてこちらをチラリとも見ない及川さんがいつも以上に憎らしく感じる
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作者名：雨宮 | 作成日時：2020年6月4日 13時
