紅く染まるキミの頬【ybhk】 (ページ26)

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バカな俺ページ26

※ここから、段階的(？)に裏入れていきます
　下手なので上手く行かない可能性あります
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yb side

さすがに校舎内は、ってなって

光を俺の家まで連れてきた。

yb「＿風呂、先に入る？」

hk「…ううん、」

潔癖症をこじらせてる光から、そんな返答が来るとは

思わなくて｢え、いいの？｣って思わず聞き返した。

hk「早く…楽になりたい、から」

光の言葉に、息を呑む。

一歩間違えば、意味を取り違えれば

誰だって勘違いしてしまいそうな、そんなセリフ。

yb「…わかった、寝室行こ？」

こんな言葉しか返せない気の利かないバカな俺。

他の言葉が、なぜか出てこなかった。

そんなバカな俺の服の袖を、控えめに掴んだ光。

俺はなにを思ったのか、袖を掴んでいた方の

光の手を握って寝室へ向かった。

光は、なにも言わない。

あぁ……

せめて、二回目にこんなことをするのなら

もっと、違う形がよかった。

笑顔の幸せそうな光と一緒に。

確信的な関係になった時に。

yb「＿光、ほんとにいいの？」

寝室に入って、扉を閉めた。

そして、そんな俺の背後にいるであろう光に

もう一度だけ問い掛けた。

光が、後戻りできるように。

二人とも、後悔しなくて……いいように。