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キュウ「ねぇ、例えば、続きものの漫画を読んでて、一巻だけ抜けてたらどうする?」









その後、キュウ、メグ、流、私は、岡田律子が通っていた学校の図書館に向かった



流「A、スカート短過ぎ」



『え、そう??(笑)』



いつもこれくらいなんだけどな



キュウ「あった
亡者の棲家、下巻」



『あ、これじゃない?』



本の中身を見たけど、一番最後の表紙が破れていた



流「誰かがもう持ち去ってる」



メ「一体誰が?」



ポンッ



メ「『おー!』」



びっくりして後ろを向くと女子生徒がいた



この人気味悪いな…;;



「嘘…もしかして先越されちゃったの??」









流「その新作、誰か読んだことある人居るんですか?」



「律子達は読んでたんじゃないかな…
投稿前によく、読み直しやらされてたから
それから…顧問の米山先生」



キュウ「あの先生も?」



「あの人あー見えて昔は、ミステリー作家目指してたそうよ
そのために家庭も捨てたっていうんだから、半端じゃないわ」



メ「それでデビュー出来たんですか??」



「結局才能なくて挫折しちゃったみたい」



『そうなんだ…』



「でも、批評は的確でね
あのプライドの高い静香も、先生のアドバイスだけには耳を傾けてたわ」



流は数馬に電話をかけた









しばらくして、外からパトカーの音が聞こえてきてみんなは現場に向かった



キュウ「刑事さん!」



諸「またお前らか」



キュウ「何か起こったんですか?」



諸「大森恭子の死体が、ここで発見された」



メ「『え??』」



諸星さんに遺体現場まで連れていってもらったんだけど…



キュウ「メグ、もう見ない方が…
Aも…」



『私は大丈夫だよ、キュウ(笑)』



流「何甘いこと言ってんだよ」



キュウ「え?」



流「Aはともかく、メグの能力は生まれながらに授かったものだろ?
それを活かせないでどうするんだよ」



キュウ「流はメグの怯えた姿を見てないからそんなことが言えるんだよ」



流「Aだってこうやって頑張ってるんだ
そんなことを死体を怖がってるなら、今すぐ探偵を辞めるんだな」



キュウ「流、誰にだって苦手なことや嫌なことはある
それを助け合うのが仲間だろ??」



流「悪いけど、僕にはそんなもの必要ない
Aさえ居てくれればいい」



諸星さんが遺体を持ってきた



諸「大森恭子だ
死因はおそらく…謀殺だ」



『…っ!』



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作者名:山田はるぷぅ | 作成日時:2015年6月5日 22時

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