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団《Qクラスの諸君、ごきげんよう》



みんなは椅子から立ち上がった



団《今諸君らが居るその部屋は、私がまだ駆け出しのころ事務所と使用してた場所つまり、私の原点だ》



団先生の原点…



団《今後、その部屋は君達の教室だと思ってくれ
今回その部屋を提供したのは他でもない
君たちに、ある事件を調査してもらうためだ》



「「え??」」



その後スクリーンに写真が映されていった



団《一週間前、秋葉原の雑居ビルで女子高生の死体が発見された
被害者の名前は、岡田律子
死因は、刺殺によるショック死
警察は殺人事件として調査したがすぐに行き詰まった
殺害現場となった部屋に鍵が残され、完全な密室となっていたからだ
警察からの調査協力の要請を受け、今回私は思い切って君達を派遣することにした
それぞれに力を発揮して事件を解決に導いてもらいたい
諸君らの健闘を祈る》



『…っ』



私は団先生が話してる間、ずっと流の後ろで隠れていた



死体の写真を見たくなかったから…



流「A、大丈夫か?」



『うん、大丈夫(笑)』



流は頷いた









その後私達は、殺害現場となった雑居ビルに向かった



金「捜査だ捜査」



みんなは次々に中に入っていったけど、私は暗いとこが苦手だから、中々前に進まない



流「A、僕がついてるから」



『流…』



二人は手をしっかり握って中に入った









流「事件当時…入口のドアは内側から鍵をかけられこの部屋に続くドアも閉まっていた」



キュウ「つまり、ドアは二重に閉まってたってことだよね」



数「そして、被害者のそばには部屋の鍵が」



金「でも、誰がその鍵保管してたんだ?」



数「このビルを管理している不動産屋
そこで盗まれたみたい」



金「その鍵のコピー作れば、密室もくそもねぇじゃん」



数「それが、IDカードがなければコピー出来ない特殊な鍵だったらしい」



ガチャ…



「『!!』」



入口のドアが開く音が聞こえた



メ「誰??」



キュウ「犯人は、何度も現場に訪れるっていうよね」



みんなはキンタの背中を押した



金「何だよ」



キュウ「こうゆう時こそキンタの出番だろ」



メ「もしもの時はちゃんと骨拾うから」



『頑張れキンタ!』



後はキンタに任せて、私達は物陰に隠れた



ホントに犯人だったらどうしよう



そう思ったら手が震えた



ぎゅっ…



『流?』



流「大丈夫
僕が守るから(笑)」



『ん』



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作者名:山田はるぷぅ | 作成日時:2015年6月5日 22時

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