【APヘタリア】浮気性 (ページ12)

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本田部長は私に呆れたような顔を向ける。

本田部長への恨みが顔に出てしまったんだろう。

「言ってもわからないなら、からだでわからせましょうか？」

そう言って革製だと思われる長財布から小さな正方形のビニールの小袋をして取り出す。

円の膨らみが浮き立ち、厭らしい小袋を見せびらかすように本田部長は私の顔へ持ってくる。

視界にいれたくないため、目を逸らして、それでも見せつけてくるため目を閉じる。

「仕方がなくてだらしない、手のかかる部下ですね。」

言い返そうと思ったら、すかさず眼球と後頭部に少しの圧迫感。

しばらくすると後ろで縛られ圧迫感が増す。

抵抗しようと椅子から立とうとすると頬を平手打ちされた。

「貴方が素直にしていればいいだけのことです。暫くジッとしていてください。」

これ以上、怖い思いはしたくない。暫くジッとしていれば解放される。

自分自身に暗示をかける。

口を開かせられ、先ほどの小袋と思われるものを噛ませさせられる。

そのままシャツのボタンを1つ、2つ開けられた。

椅子の後ろで手を組まされた。

部屋には2人の吐息と動く際に生じる服がこすれる音が響く。

「良い眺めです。」

惚れ惚れとした声をだす本田部長。

視覚を奪われ見えないが、本田部長はいままでにない嬉しそうな顔をしている。

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間違えて完結にしてしまってましたがまだ終わりません。ご迷惑をかけて申し訳ありません( ; ; )