ヒカリ空風-BH-2

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＊




誰のせいでもない………


それはわかっているけど



あんなに冷静で危機管理できる人が


どうしたんだって、、なぜなの？って



そしてワタシ以外は、
スンフンのLINEに気付いてた


ワタシは…………
何してたんだ。




BH「…とにかく、行こう！」



『…そう、なんだけど。』


俺を見上げるAちゃんは

少し泣き出しそうで
それをぐっと我慢してるのか

唇を噛みしめてた



俺のAちゃんへのアプローチは

どうやらココで打ち止めにされたらしい


中途半端な時間の共有。

まだ軽い「スキ♡」しか言ってない。



あんな簡単な言い方
この子に伝わるわけがないよな。



今は、、友達の安否で頭の中いっぱい
俺と今日のことは多分後回しだと思った




………………………

BH「taxi拾おうか。。」

『ベク君。私、1人で大丈夫』

BH「…ぇ？」




『ごめん、ね。なんか。
このまま…行くね。』


BH「…ん。わかったよ？後で連絡して？


心配だから』


俺が行って、何ができるってんだ。


行かない方がいい。よな……,



BH「…A？ちゃん？」

『ベク君、ワタシ、話たいことがあったのに。
言わなきゃいけないことがあったのに』


BH「…もう、会えない？」

『えっ？』「なら今言って？」






ベク君の声が私の胸をまたトクンと鳴らす





『そんなことないでしょ』

BH「うん。だよね？なら、、いいじゃん。

今じゃなくても？俺待てるけど？」




『…ベク君////』


BH「行っておいで？ん？心配でしょ」



俺は、


偽善者かもな。


でもこう言うしかなかったじゃん。


もー、不安でいっぱいなんだけど？

俺もついていきたいんだけどさぁぁぁ！！ww

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