Heart Colorーbluehawaii bh2 (ページ28)

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27BH君のブレスレットページ28

＊

どーやっても嬉しさを隠すことなんて

できないじゃん？

なら、ちゃんとハッキリ、Aちゃんが
遠くにいても不安にならないように

してあげたかった。

好きだって言葉は押し売りかな？

とも思ったけど……

Aちゃんの心の粒を聞いてると

オレ期待してもイイのかなって

思ってきたんだよね。

腕にブレスレットが光る
くぅーん！！俺のだよね？

BH「付けてくれてるの？やった！」

『////うん。』

BH「よく似合ってるよ？俺より笑」

そう……こうやって言うとさ

ちょっとはにかんでくるよね？
Aちゃんの癖はもう見つけたよ

はぁ……無理無理っ！可愛いわぁ。

俺の両手がAちゃんのこと
ハグしたい、したい病に

モゾモゾするわ！

腕のところとか耳のところとか
脈拍が妙なところで聞こえる

空港でとか……ダメだよな。

絶対やっちゃいけない。我慢だけどさぁ

BH「ねぇ……手もつないだらダメ？
『ダメですよwwベク君。ココは空港です……』

BH「わかった……,わかったよっ。

ん…んん!……

腹減ったからなんか食べよっ！？」

『////うん！私も』

少しふくれっ面だけど……ここ構うと
後がだるいから無視ムシっ

『電車……乗ってみます？』

って私が言うと

BH「…お！うん。乗る乗る』

少し心配だったけど
乗ってみると意外に普通にできた

ベク君は
『あれなーに？ベクの「ベ」が
書いてある～！』

って文字に興味を持ったのか……

嬉しそうに座席の電車のまどを見てた

BH「向こうじゃできない。こんなこと。

だからやっぱり来てよかった。」

『……ハイ。そうですよね？』

BH「Aちゃん？敬語いらない。

仕事じゃないし、普通ーでいいよ？」

『はっ/そっか。つい癖になっちゃって』

BH「ふははっ！だね？」

お腹空きすぎて…
2人でグーって鳴ってしまった！

BH「オナカガぁスキマシタ～！ペゴパー」

…クスって笑いながら

いつの間にか
私の手にベク君の手が上から重なって……

手を繋がれていた////

もう………

ダメデスって……言えなかった