Heart Colorーbluehawaii bh2 (ページ22)

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上の空のまま午後が折り返され

結果私はこのロッカーにストックしてある黒スーツをジッとみてる

『う…はぁ～～』
大きなため息を吐きだして

ロッカーに手をおいて開けては閉め

また開ける……

行かなくて……
もし本当に1人だったら？

ベク君1人でTAXI乗れるかな？
行き先言えるかなぁ

最終選択肢って行くしかないのか？

hangerから取り外した
ジャケットとブラウス

はぁー仕事着じゃないと、とても会えない

今日着てる服なんて

デート服と思われるような感じよ？

なんか変だよね、それって。

本当はね、コッチの方がいいんだけど……

はぁ、どーしょ、どーしょ！？

AZ「ってかもう時間にゃいよぉ～」

半泣きのAが可愛すぎるkkk

AZ「まさかスーツで行くとかないよね？

目立つよ！それ』

ANZUのその一言でロッカーはやっと閉まった

『もういいっ！このままいく。』

AZ「行かないって選択肢はないのね？」

と突いてみる私。意地悪だった？kk

そしたらぁ～
Aが初めて私の眼の前で素直になった

『うん。ベク君に…会いたいから。

行ってくるね……』

AZ「うひゃー！A素直でヨロシイ。

行っておいで。でちゃっかり明日は有休ね？』

か、考えてんじゃん？A
コッチが汗ばんできた……