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＊
行くのが怖い……
行かないと後悔する……
結果ワタシは……後者を選択した
しかも翌日という選択は
もうベッキョン君を
プンプンにさせてしまうという……
ある意味ドロドロ劇に
なってしまったワケで
早朝……
ベッキョン君の部屋で
ワタシは
俯いて 両手を前に合わせてる
まるで
押しの弱い営業モードの
スタイル……ww
今朝ついたであろう
髪の寝癖を
左手でもっと
くしゃくしゃにしながら
9秒に1回の溜息をつく彼を
どうしてまともに見られる？？
BH「すんごい仕打ちしてくれたね？
Aちゃん。
オレのこの睡眠不足…
どう解消してくれるの？」
『……♪！』(スマイルだ！笑えAw)
微笑むしかない！
笑ってごまかすしかないんだ
Aちゃん……おれはこのまま
君に指一本触れられないまま
国外退去か？
そもそも原因はオレだ。
確かに寝てたのが悪かったよ？
BH「しつこいようだけどさ、
なんで昨日のあの瞬間じゃなくて
今朝なの？？なんでぇ？」
『……そのぉ、執着するオンナは
見苦しいじゃないですか？ハハっ』
BH「はぁ？意味わかんね。」
『絶対言うよねワタシ。
離れたくないとか？
行かないで的な……？
あぁ！
考えただけでも…自分がいやぁー！』
BH「はっ！ナニ1人で妄想劇を……ww」
そんなんで来なかったっていうの？
『ベッキョン君はそんな子を山ほど
見ている筈……一緒になっちゃう。
結果平凡なワタシなんですよ。』
うぉぉ、A〜〜っモヤモヤするぅ
BH「もうツベコベ言わないで
コッチにおいでっ！」
半袖のシャツから伸びる
肘からの筋肉質な腕にワタシの右手を
引っ張られた…
軽く引っ張っただけなのにさ
ストンとおれの胸の中に入ってきた
Aちゃんに
俺はただただ
「好きなのにぃ！
こんなに好きに
なっちゃったのにぃ……酷いよっ」
って繰り返した
・
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2016年9月6日 19時
