Heart Colorーbluehawaii bh2 (ページ44)

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BH「2人で初めて笑う楽しい夜だぁー！」

『ソウデシタぁ。前はベク君、スヤスヤ
眠ってたから。』

BH「そだよな。やっと叶えられた、

と思ったら嬉しい、Aちゃん！」

ウンウン！って頷いてAちゃんの手が

飲んだグラスから離れた。

BH「その手、ここ置いて？」

ベク君の女の子より綺麗な掌が

私の手を待っててくれてた。

『その手に…乗せてもいいの？ベク君…

明日も乗っけていい？その次も…』

BH「離されたら……

俺が困っちゃうんだけど？

Aちゃんを誰かに持って行かれたら

おれ仕事になんないよ？」

『ベク君………ワタシ、普通の子だよ？

ベク君達みたいに抜きん出てないよ。

退屈じゃないの？』

BH「……ぷ！Aちゃん。

並以上に面白いけど？
(こんな可愛いしな////)

見てて全然飽きない。それ才能でしょ？」

な、なんかバカにされた気分だわ

ハイハイっ。音漏れは拾うよkk
BH「バカになんてしてないよぉ～！

俺こそ、まじ重いぞ。イイノデスカ？

俺で……その、す、すーちゃんとやらじゃなくてwxx」

あ、なんで言っちゃったんだろ？
聞きたくねぇ～アホだぁ、俺。

はぁ…って顔して横向くベク君
スホちゃんの事まだ気になってるの？
なんで///？？

『ベク君……この間ね。会社の友達…同僚って言うんだけど「…うん。」

『その子がね……ベク君は
ワタシの"どストライクでしょ？"
って言われたの。』

BH「ふ、ふーん。で、Aちゃんは？

そこ、どーなのよ？」

じーっと俺を見るAちゃんの
目が……少しずつ俺との距離を
縮めてくる

少し長くなった俺の前髪を

彼女の指が少し分けて

100%Aちゃんの目が俺に飛び込んでくる

だめ……そんな目で見たら
俺我慢できなくなっちゃうじゃん。

『ベク君…私も……そう思った////』

BH「…っ////Aちゃん。」

Aの指が俺の頬から耳元に

滑るように流れて

キミの香りが近づいてくる