君がもっと欲しくなったCY／BH ver. (ページ50)

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…LAST ページ50

＊

ベク君が大きな溜息をした後

私の手を引いて
エレベーターへ向かいながら

「…オヤ、スミ、は？」

って言う

『うん。取ったよ』

BH「…じゃ、ダニエルにバイバイ
しておいで？？デートしよ。」

振り向いて…「ん？」って

私に聞いてくる
その表情が大好きで

いつもこの瞬間
トキメク/////……

『…///ん。わかった、してくる』

BH「…バイバイだけだ、いい？」

こういう強引なところが
最初は嫌いだったくせに

慣れてしまうと……
このベク君がいないと
物足りなくて……

…………

エレベーターの前で
壁に背中つけて下向いてる

怪しいと言うより
こういうオーラーって隠せないんだろうか

通り過ぎる皆んながみんな
ベク君のオーラが見えるのか
一瞬立ち止まる

顔が見えないから……
そういう業界になれた人たちは

気を取り直してまたおしゃべりしながら
立ち去っていくから、
ほっと胸をなでおろして
ベク君に近づいた

……………

俺の視界につま先が見える

フッ……これだけでも

トキメクなんてな、どうかしてる

BH「…どんどん沼にハマってくや。」

『…ん？ベク君～～行くっ？』

BH「…A…」『ん？ハイ』

可愛いな…ドシテ君は
この国の人なんだよ……

どーして、俺のそばにいないの？
チャニョラ……つれぇ。辛すぎだ

俺以上に、我慢してるんだなって
Aの全てが見えた昨日を
思い出すと……

この先を真剣に考えてることは
俺の中にちゃんとある
けど…
まだ言っちゃだめだろうな

きっと、怒られるwww

BH「さぁて、行くか？楽しいところ」

『うん♪』「フフっ！」
『なに、含み笑いって言うんだよ
そーいうの』

BH「…まださ、まだまだだなってww」

手を繋いで歩きながら
大通りを歩く

『…ア？何が』

BH「俺の方が、Aをいっーぱい
好きだってこと、片想い笑笑！」

そう言ってベク君は
鼻をクシャクシャにして笑いながら

私にカラダをちょっとぶつけてくる

『…お、押さないで～＊って』

BH「…オシテナイ。ひっついテル」

『…っな、///』

BH「…もっと、くっついていい？」

そう言って、私の肩を抱くと

その腕でぎゅっと//私を寄せた

ベク君の香りでまた幸せな瞬間//

FIN