君がもっと欲しくなったCY／BH ver. (ページ23)

今日:8 hit、昨日:5 hit、合計:78,631 hit

☆… ページ23

＊

すぐ………気づかれる

チャニョルさんは電話の向こうだって

ワタシの些細な声色に敏感で

こうして側にいるんだもんね

そう聞いてくるよね？

屈(かが)めてた腰を少し伸ばすと

ワタシの方を向いてきて……

顔を覗かれてる…
目の中に涙溜まってるかな？

困った…………

チャニョルさんの手が
頬に触れた

あったかくて、柔らかくて

『…///ぁ』
CY「…その声、ドシタ？」

『…んん？何でもないよ』

CY「…ホントニ？ダイジョウブ？」

『ん。ダイジョウブ。』

CY「…フフ、なら良かった。
泣いてるかと思った……」

いつも、どこだって

Aちゃんの変化を見逃したりしない

大好きな人の敏感に変わる声が

どうして震えたのか、心配になったから。

俺………

そんなに待たせたんだね

ガラスに映る俺たちの姿が見えたとき

笑いながら俯いてしまった瞬間を

俺は見逃さなかったから

聞いたんだ。。

笑ってダイジョウブって
言ったAちゃん

愛しいよ。

CY「サランへ、A」

『…か、/////……コンビニで言う？』

CY「いいます！いつでも、好きだよ？

って言いたいからさ。それに…」

『ん？』
CY「今日は、せっかく目の前にいるし。フッ…」

『…ぁi//i』

CY「…デショ？」

『…デス///ん。』

本当はどこでだっていいの。

そばにいるチャニョルさんが。

今夜はずっと一緒にいてくれる

それだけが嬉しい……//