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＊
(ON side)
収録終わって、やっと室内に入って来た
時計見て…………
「えっ？！やべ」
めっちゃ慌てた
お昼が来ちゃう………
「俺、ちょっ、抜けな、ダニエル」
DE「どこいくのさ？」
「１時間で戻るから……」
DE「分かったぁ。
ね、グミ買ってきて？」
ON「ハイハイっ。わーったよ笑笑」
DE「うわっ。
すんごい速さで出て行った…w…」
Aちゃんにメッセージ送ってたら
俺の背中を飛び越えるように
メッチャ高速で出て行ったのは
BH「へ？今の……だれ？」
DE「あ、ヒョン。ソンウです。
時短デートらしいですよー」
BH「……」
…リプ返さない
これ？A
【BH: おぃ。なんか送ってこ〜〜いっって】
やだでもいい
行かないでもいい。
"会うの？ソンウと？"
なんて、送れるかよ、、！
でもそう聞いたら
チガウって言える？ Aちゃん
俺はまだ、Aちゃんの手さえ
握れないのに ……
あの日俺の手に乗せたら
ダメよねって言われた
でも、ソンウとは
約束をしたんだ………
出会った順番なの、これ。
BH「俺のサインは、いらねーって
いったんだよなぁ。
はぁ…///
マジ無理なんだけど」
Aちゃんのアイコン
タップしたのは俺の指で……
頭の中で考えてるより先に
何か無意識に
動いちゃったり………
するじゃない？
今俺、それだと思った
……………
♪♪ってなる音に指が反応して
画面を覗くと
ベッキョン君の文字が浮かび上がった
『ん？……ベッキョン君』
BH「今どこ」
『…ん、っと。いまコンビニから
帰るところだけど？』
BH「あと何分、休みなの？」
『えっ？………あと？んーと』
電話の向こうから
エンジンの回転する音が聞こえた
クルマ………？？
BH「近くで収録してた、から。」
『…ぁー。うん。そなんだ』
BH「顔だけ、見に行く」
………ご飯食べよって
夜じゃなかったの？？
いま？？
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2018年4月30日 19時
