添加物はラブだけど-BH- (ページ30)

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ベッキョン君の真顔から

目を逸らす……

じっと見てたらマズイ。

「…ぁ、う、うん。多分ね？」

BH「…多分？……なの？ヤダ。」

『え……ヤダって。ぁ？っと』

BH「今度は、偶然じゃなくて…

Aちゃん、

ちゃんと会いたいんだけど？」

……………

Aちゃん、気づけよ……

Aちゃんのこと
もっと……
知りたいからって言ってんの

ガードを張り巡らされて

キミをどこから崩していいのか

全然わかんない…

ちゃんと言ってるのにさ……

俺の言葉を
スルッと抜けていくんだよな

『わかった！ちゃんと会おうね？
テウ君にも連絡しておくね～～！』

テウとかよ？
そう言う風にワザといってんの？

BH「…Aはアホなの？」

『はぁ？？』

ベッキョン君の目が
少し冷たくて、

大っきいため息を漏らす

アホって……言われた！

この国で女の子なら知らない
アーティストさんに

アホって……ㅠㅠㅠ

BH「…送ってくよ。乗れば？」

『アホって言われた……のに？

乗れると思う笑？』

BH「…乗って？」

『いえ、大丈夫ですー。』

ベッキョン君が車に乗ったところで

逆方向に歩いた！

BH「…ちょ、危ないから！
Aちゃん、言いすぎたぁ！
ゴメン～～っ」

ビョンベッキョンめ。

意地でも乗らないわ