両手広げて待っててBH (ページ47)

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ー・ページ47

＊

ダメ……もうダメ。

このまま、
ココになんていられない

支払い済ませながら

この子なんとかしなきゃって
考える

BH「じゃ、これで」

「ありがとうございました」

suèdeのジャケットを
羽織ってたら

ちょっと後ろから
パタパタ足跡がする

あ、気が焦って
Aちゃんのこと
置いてきちゃったかww

ふっ………////

追いかけてくる

そんな足音まで

可愛くて嬉しくなるって

オレ、もう病気だなww

BH「ごめん、わりぃわりぃ笑！」

って言いながら

振り返ったらすぐ真後ろに
引っ付いてた

BH「…うわぁ、びっくりした笑」

なんだよ、可愛すぎっ！

人差し指を俺の背中に

ツンツン××！って刺しながら

『…置いていくんだww』

ひっ、くすぐったい、
その指っっ！

BH「…はぁ、、俺が？
Aちゃんを？」

『ふん。』

BH「連れ去っちゃうかも
しんないけどなぁ、、アハハ！」

『…なんて事を…omg』

アハって笑いながら

ベク君の指が
ワタシの前髪に乗った

そうやって……

ちょっとずつ

触れてくる……

ズルいよ///ベク君は………

もっと
側に行きたくなるでしょ？

その後のなんか

ベク君がブツブツ
言ってるけど

今乗せられてる指に
神経が集中しすぎて

BH「まさか
置いてくわけないでしょ？」

(聞こえてなかった↑)

ただ、ただ////
頬っぺが熱くなるだけ

『…//…』(うっ//、カァ～～赤っ///)

二つ折りの財布を
パタンとしまったから

『…い、の？』

BH「…おー。次奢ってもらおっと」

『…ん///。ごちそうさまデス』

BH「ん？フフ…おっ！」

ぺこりと会釈する姿が
またたまんなく
愛おしくなっちゃう…////