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＊
今更……
本物に会えてる感が
ジワジワ押し寄せて
嬉しすぎて
なのに
『そうやって
茶化すからぁ……っ』
BH「…茶化してねぇし。」
『just、楽しんでるんだよね？
ワハハハ〜！！』
くーっ！Aちゃんたら
もう……
全然ストレートに来てくれない
ちょっと
困らせちゃうかなぁ
BH「…A、そこ
爆笑するとこなの？」
目の前に差し出された
ハートの指が
真逆に下がった………
BH「…なんなの？」
あ……
ベク君
唇…噛まないで？
そうやって
ちょっと拗ねた顔が
本当はずっと見たかった
曇りはじめたその目だって
ずっと
この目に閉じ込めたまま
だったんだよ
BH「…俺、勘違い？
やっぱ、ダメか。
Aちゃん押しすぎ
やなんだよな、はぁ……↓」
考え込むベク君も
好きだ………///よ？
長い腕が右から左へ
くるんと回ると
髪をくしゃくしゃ
指で掻く
『ベク君……その癖』
BH「へっ？あ、コレ？
癖ね、なおんないんだよな」
いやぁ
直んなくていいの！
直さなくていいのっ////
ワタシ、す、好きなんだよぉ〜
その癖ww
ベク君はちゃんと
アプローチしてくれてる
よね
だから
そろそろ…
もう、ちゃんと言うって
決めようよ、ワタシも
怖がらないで
全部ゼンブ
吐いちゃおう…………
…………………
『…その、じゃなくて』
BH「…じゃなくて？？』
『じゃなくて……ね、
それが見たかった////』
BH「…お？な、なぁ？』
話、はぐらかしてばっかの
Aちゃんが
急に…
唇をキュッと締めたあと
人差し指の横で
その可愛い口元を
『会えない間に……
きっとベク君より
ずっとずっとね。』
BH「…ん。ずっと？」
…………
なんか……な、
なんかさぁ〜っっ！
嬉しくなっちゃうわ！
ちゃんと
言おうとしてるんじゃん
Aちゃん……
BH「Aちゃんこそ
その仕草が
あの時のままでしょ？」
『…えっ？！//そうなの』
BH「そだよっ？」
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2018年2月2日 21時
