ep.41 ページ42
＊
KS「…Aちゃん！お疲れ様。
打ち上げしよう。後で」
『…あ//うん！そうしようっ！』
KS「だから…ベクは送れないから」
さっきと違う…。
ステージから降りた
ギョンス君は私を見ずに言葉をかけた
今は……
真っ直ぐの視線を私に向ける
そしてその可愛い口元で笑う
さっきの感覚が…蘇ると
急にバクバクして
キュキュって……何処かが鳴る
そして…
その目に引き込まれそうだよ
…だから怖い…
たかがちょっと触れただけ
そんなkissなんて
バクバクしちゃいけないの…
KS「ん？」
ギョンス君はベク君たちとは違って
語尾を伸ばして軽く話しかけたりしない
語尾はいつも"断定" "終止"ww
いい？って言われたら
何故か「ウン」と頷いてしまう
そんな魔法をかけて来る………
『うん！わかった』
と必然的にこうなってしまうww
誘い方が上手いのかもしれない……
………………
俺の横にAちゃん
その横にちゃっかりギョンス
加えて言えば
Aの真後ろオセフン
コレなんだよっー。
俺は ぼーっとしてなんかいない
ちゃんと聞いてっから
ギョンスが小声で誘ってるのも聞こえてるし、それになんと
Aちゃんがうんって返事した！
さっきからAちゃんは
頻繁に指で唇を触ってる
それ俺の癖だから…！
Aちゃんが
いつも言ってるんじゃん？
『…ほら、また触ってる。チョット緊張すると触っちゃうんだよね」って
それさっきのkissが原因？
それで触ってんの？そうでしょ
Aちゃんの口からこぼれた
「衝撃的ではありますが…」
って言葉そのまま俺、共有ちうだ
悪い予感って当たるんだな
ダカラ…なんども何度も言ったのに
俺の前で
違う誰かとkissした
ハンA……
ほんと今夜は酔いたいんだよ
お前の前で…酔い潰れたい
ep.42→
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2017年10月1日 14時
