ep.39 ページ40
＊
会場を後にしながら
みんなで歩く
ベク君は
LINEを送ってきて
戻っておいでって言ったくせに
私の顔さえも見ない！
ナニヨっ！！
ジョンデ君とギョンス君が
私の前を歩きながら喋ってる
KS「同時だっただろ、あれは」
JD「ぁ？！俺が先だったって笑っ」
CY「あー。困りましたね。
同票なので、まってください！
箱からもう１つゲームを……」
HI「何の真似だよぉ！ワハハ」
BH「…もうヤメテ」
ベク君の声が……マズイ感じ。
分かる………
声だけで
テンションの低さがわかるのは
長年付き合った
チングとしてのキャリアだ
真後ろから私の頭飛び越えて
ビックリする大声突然出すこの人
男前セフン君……
SE「下ろテぇ！No.12を。
引き分けなら
下ろせよっ！やーっ」
CY「ひっ！セフナっ」
HI「ご意見は
色々あると思いますがぁ
"規定で同点の場合は
1チームのみの進出なので、
その場合
彼探しゲームで
決めることになってます〜"
ってなったら
もっと面白かったのになぁ〜
って話よ」
JD「何だよ、そのゲーム。
面白そうじゃん。」
変わった妄想を繰り広げて
HUI君は全く……
BH「…はぁ。」
ふっと横を見ると
いつの間にか
ベク君が横を歩いてた
damage のジーンズが定期で高そう
でもそれ好きだよ…
よく似合ってる。
横から見る
ベク君の脚のラインが
意外と好きで……
な、なんか
よく見てるな、ワタシw
ここって時に
履いてるその黒いスニーカーは
この春
一緒に買いに行ったやつだね？
どんだけ悩んだか……
結局私が痺れ切らして
キャシャーに持って行ったやつ。
『…ん？フフっ、ベクちゃん、元気ないね。
大好きなピザ食べに行こっ？』
腕をポンポンしてあげると…
私のブラウスの袖を
ひとつまみする
拗ねると、
必ず私の服のどこかを
摘むよね
『…なぁに？笑』
BH「A〜、俺
今日スプライトやめる。
飲む……ダカラ送ってって」
『ぇえ''〜〜っ』
KS「甘えんなー。」
…………………
ep.40→
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2017年10月1日 14時
