ep.45 ページ46
＊
KS「Aちゃん 。あっち→」
ギョンス君に指された次の目的地方面
ココから…ギョンス君と2人で？
行く…の？////
今日のあの時間までなら
なんともなかったのに
何で、今バクバク……しだしたんだか
もうピザとチキンで
お口の中は
いっぱいになったはずなのに
まだ
ペペロをくわえてる錯覚が
時々くるってもう、
どうかしてる！
ギョンス君を見ると……
その、なんて言うのか
チラチラ……はぁ、もう！！！
ペペロ、ダメっ
しばらく食べられないっㅠㅠ
……………
ベクを煽るつもりが……
俺自身を煽ってしまった
どうせジョンデが勝っても
チケットは
俺達のものだったのに……
Aちゃんを目の前して
なんか……
違うこと考えちゃったな笑。
トントンと
腕を差してくる
Aちゃんの声
『ギョンス君！行こっか？』
KS「おっ！行こ行こっ。
お腹いっぱいだから
飲もっか？」
『いいよー！』
そっか……お酒、
Aは強かったんだった!
Aちゃんと歩く道が
ちょっと嬉しくて、、
ワザとゆっくり歩いた
『…ギョンス君、ごめん。
私歩くの遅いかな？もう少し早く歩くねっ』
KS「…フッ、そうじゃない、よ？」
スタスタ歩き出すAちゃんの腕を
ふっと掴んで少し後ろから声かける俺
KS「…そうじゃない笑！A
ゆっくり歩きたかったんだ」
『…ぁあ〜〜』
なら、そう言ってよww
う、腕掴まれるだけでもバクバクするのに
そうじゃないって
笑って首を振るギョンス君は…
スゴく素敵だ。
いつも思ってたけど、
笑うと
なんか口元が…ギョンス君しか描けない
その……ハートになってる感じ？
KS「そんな、早く歩くなよ笑笑っ」
そう言って私の腕を離さない
反則だ…よ、ギョンス君、ヤバい。
飲んでも顔色変わらない私が
なんか首から上がすごい熱くて
外はこんなに冷えてきてるのに
恥ずかしっ。
KS「…おーい！A。ちょっと待って」
『って、わざとブレーキかけてない？
酔ってないでしょ？ちゃんと歩くっー』
KS「酔ってるよ」
ギョンス君がポツリと言う
珍しい……この人が酔うとか
持たれたままの腕の先を振り返ったら
ギョンス君がバリバリの笑顔
爆弾投下したきた
なに？コレ……なんだろうふ
ドキドキが止まんない
KS「今日は酔った。飲む前から。
あーちょっと、そこ座ろう。」
ひょいと私の腕を上げて
ベンチに連れて行くと
ストンと座らせられた////
ep.46→
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2017年10月1日 14時
