JellyBeans.D.oー (ページ5)

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ep.5 ページ5

＊

けど……

電車から降りたら
ギョンスから言われた通りに

なっちゃったやつだ。

『ベク、

何で当日に言うの？

せめて……、

はぁ、もう。

取り敢えず答えはNOだよ。

ゴメンね』

BH「え………っ。なんで」

両手に持つ
私のお弁当bagと

自分のキャンバスbagを

ダラーんと
さげてるベクは

今朝迎えにきた

男っぽい後ろ姿とは
真逆…ww

『あのさぁ、のお話は…
この件だったんだね？』

BH「…ん。そう。」

『何で当日なの？』

Aちゃんから
少し不機嫌な顔されて…

どう答えて良いか
わかんなくなった。

BH「Aなら…、
即答してくれると
思ってたからハハ。

うわはーっ！」

笑いながら…

ねぇ

そーいうこと言うのかぁ～

両手がっくり
下げたまま
斜め下に目線下げて…

口がほら、

いんだけどね…

このふてくされ感

初めて見る訳でもないし？

▲「ベク君って
half-and-halfって感じ」

☆「男っぽいところと
なんか女子より
可愛いところと。

美味しいとこいっぱい持ってんのよ」

そーいうところが
モテる要素なんでしょねぇ、
多分………ww

『私なら大丈夫だって…
思ったんでしょ？』

尖り始めた口に
もっと
力が入り始めたベク君は

私の言葉を聞くと

急にぱっと顔を上げて

BH「お！そうっ。」

『……』

失礼な……ナムジャ！だ

ムカムカくる……

けど、もう……いい。

『私の相手ね、
もう決まってるの。

だから、
ベクとは組めないのね。

他を当たりなさい？』

BH「ダレ？
まさか…ギョンス」

『…そうっ、そうだよ？

何だ…
ギョンス君から
聞いてたんじゃない。』

なのに…
今日のこの土壇場に

お願いしてきた
ビョンベッキョン………

呆れた…。

『知ってたなら
他当たればよかったのに……

これから
探すの大変だよね
頑張って。』

校門まで歩きながら
サラッと断られ、

さらっと慰められ……た

BH「ん。お弁当っ」
と突き出すベク君。

『…ん。ってベクちゃんさぁ、

何でいつも校門までなの？

棟はおんなじなのにぃ笑笑、

でもありがとっ』

BH「…おっ！んじゃな。」

後ろ姿…
手だけ振って
一度も振り返らなかった

いつもなら先に行く時は
後ろ向きに歩きながら

両手大っきく振るくせに……

今日のベクは…

大キライだ

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