JellyBeans.D.oー (ページ21)

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ep.20 ページ21

＊

ハグって……

こんなに気持ちいいものなの？

ドキドキするけど

それより……
ベク君いい匂いだし

『…フワフワする』

BH「…ドキドキ、ドキ、じゃなくて
フワフワかぁww」

『…うん。ベク君……
こんなマジックできたんだ。
上手いね、hug』

BH「…そっ？」

なんか、
期待してた言葉と違うけど

Aをhugした時点で

俺の中で決まった

譲れない……

Aは譲れない………

『ベクちゃんに、
負けてられないわ！
こ、今度は私がやる！』

BH「へっ？」

『ダカラっ！練習させて！
やるわっ。』

えー？
俺さ、
そう言う言葉
待ってたんじゃないんだけどな。

困った……ぁ…

すっかりAはやる気で

俺の腕からするっと抜けると

『…じゃ行きます。

ゆっくりね？』

BH「お？おぅ？」

いや、これ俺からよりさ、

Aちゃんから
こられる方が

よっぽど緊張するじゃん

『1歩、2歩…はぐっ！』

BH「っ///、A…ちゃ…」

腰にキュッて腕回された
俺太ってないけどさ笑！

一生懸命回す
Aちゃんの腕が
女の子だし、短いから

しがみつく感じになってる

『…どう？かな…』

どうかな……

って////言われも

『ねぇ。ベク君！

どうかな？？

こんなんでいい？』

こんなん……

って

200％いいに決まってるだろ！！

BH「…いい感じかな。で、

こうされたら……

俺なら……こう返す。」

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