夜はこれからーbluehawaii BHーmov.1st (ページ49)

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BH48 ページ49

＊

はぁ……って返事もできないAちゃんに
聞くのは無理だった

『明日……仕事が……』

BH「あるの？うそ……。なら……

帰ったほうが……」

そう言った途端Aちゃんが
ぎゅっと首に巻きついてきた

『……メ「ん？なに？」

『ダメ……やだっ。帰っちゃ……や』

初めて……

初めて駄々こねたところを見た

Aちゃんの一生懸命な我慢が
見えたから

細いカラダをギュッと抱きしめた

BH「いーよ？俺も帰りたくないし」

抱きしめながら背中のファスナーを
そっと上にあげたんだ。

トントンって背中を優しくリズムで打ってくる
ベク君の優しさ

自分で言ってしまった後

はぁ……！自己嫌悪…

『だってダメだよね………ベク君ごめんね
ワタシ…もうこんな弱気で』

BH「いいんだよぉAちゃん。
我慢しないで？…ちゃんと正直に言ってよ
今みたいに……」

『我慢とか……してないよ。
少し甘えたかっただけだから……』

Aちゃんが俺の胸に顔を埋めて
くしゅん！って言った

BH「おっ？！大丈夫？」
なんかさぁ、もう可愛い過ぎて……

BH「甘えて？それすげー嬉しいよ！

フフ…ね？こっち見て？」

ゆっくり顔をあげてるAちゃんに
ちゅってkissした。

『俺は…受けとめる。君のワガママも。

会えない分ね、会えた時は思いっきり

甘えて？」

『……いんですか？駄々こねても』

BH「だって俺も、甘えちゃうから」

『あ…は…////うん。』

BH「もうさ、今回みたいにこれから先は会えないと思う。」

『…うん……』

BH「俺の方がAちゃんのこと
好きだから。心配だわ。

俺のことを捨てないでよっ！」

言葉ですがりついたわっ！

俺って意外に弱っ～～

『へぇっ？す、捨てるとか……////
それはこっちの台詞なんデフヨぉ、ベク君…』

BH「Aちゃん鼻水……出過ぎて
滑舌悪過ぎ。セフナみたい。ぷ！」

『うわんっ……』

泣かないでっ……？って
ベク君はバスルームにあるタオルを
走って持ってきてくれた

BH「今日は…たくさんお喋りしょっか？

取り敢えずAの好きなお風呂入ろっ！」

『いいの？その……っと、続き/は…///』

BH「おや～？なによAえ、ろ、っ。

せっかく上にあげたのに…

またおろしちゃっていいの？笑」

どっちにしても…降ろすのかー爆！

Aの困った顔……
俺も……ふふっ。困ったぁ