BH17 ページ18
＊
今すぐ……にょるに会いたかった。
お前と同じ気持ちの俺を
お前しかわからない俺の気持ちを
聞いて欲しかった……
泣いた？ねぇ……お前もこうやって泣いたの？
苦しすぎるなぁ……これ。
お前はどう乗り越えてるんだ？
彼女と2人でどう乗り切ってるの？
俺わかんねぇ……何もわかんねぇよ。
この子を置いていくって重大な難問を
今気づいた……から
『……ベク……くん？泣いてるの？』
私に埋まったベク君カラダが 凄く重くて
支えてるはずの肘が震えてた……
私の首のあたりに冷たく落ちた水滴は
ベク君の汗じゃなかった
『……ご、ごめんね。「俺こそ……ゴメン」
やっぱり……言わなきゃ良かったと
凄く後悔した。
ベク君を苦しませちゃったんだね
『はぁ、なになにぃ？冗談！冗談だからん』
BH「……っ」
ベク君の背中をトントンって優しくなでて
BH「Aの事……好きになっちゃった
俺のせいだ……。どうしよう…」
『じゃ、嫌いになって！なれる？いよ！
別れよっか？？』
大きく出たワタシ。スゴイ自信じゃww
BH「やだ！無理っ！！絶対ヤダぁっ……っ』
きゅーん//// こんな凄い人から
そんな言葉貰えるとか……
夢なんじゃないの？コレ
私あのバク？かしら？
BH「………女の子抱いて泣くとか……
俺情けねぇ。これ何なの？」
ポロっと溢れた後のベク君は
sweetのように甘い顔で
思わずベク君を下に返して
組み敷いてしまった！
『……はぁ。そんなかわいい顔してたら
襲っちゃうわよ！オネーさんが！』
BH「………襲ってもいいけどさ、おねえさん」
(おえねえさんじゃ…ないけどねw)
ベク君を真っ直ぐに見た。
『大好きな人を…１つ１つ覚えておきたい』
BH「………Aちゃん。俺も同じだよ。」
『うん////ベク君。ワタシは大丈夫
ipadでベク君を見るから〜〜笑笑！』
BH「………じゃ、俺どうすんの？ねえ」
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2016年9月29日 9時
