BH2 ページ2
＊
何とかしなきゃ……こんな急にそこから？
『……ベッ……君、スパークリング取って？』
BH「ん〜？！喉乾いた？」
ベク君がそう言って頬に手を置いて
私のくちびるを親指でなぞるように触れたから
『う…ん。喉カラカラ……』
私を膝から解放すると
椅子にストンと降ろされて…
ベク君の手がグラスに伸びた
スパークリングをチョット口に含む
ベク君の唇……
BH「……ん。まだ冷えてるね」
椅子の手摺にちょこんと座ったベク君が
グラスからもうひとくち含むと……
そのままkissして来そうな体勢
『……ベッ……んっ……』
ベク君の唇を伝わって私の中に
ワインが入ってきた
BH「どう？ふふっ。喉が砂漠で倒れそうな
Aちゃんを救助した！」
な、なんなの？////
さして飲んでもないのに真っ赤になっちゃってるよねワタシ……
『……は、反則プレーっ。』
BH「あは〜ぁ？」って笑うベク君に
キュンキュンしてくる……
BH「はい、どうぞ〜」
そのあとグラスを渡されてもね……
あざとさが悔しい……
もう……グッと飲むからねっ！！
おかわりしちゃうからっ！
そんな事するなら……焦らすよ？ベク君
『ベク君、これ美味しい！おかわりクダサイ』
Aちゃん、今……？一口飲んだじゃん
続きは……？
グッと2杯目を飲んで
俺を見てる微笑むその目が……
『よくもやってくれたな？』的なぁ？
それから、フォークを持って食べ始めた
そんでまた次飲んでる…ww
ま、まてよ、チョットぉ
本格的に飲みそうだったから……
BH「やだ……、飲みすぎたら。
………ん〜、酔っちゃダメ。」
って
ダダをこねるように
体を揺すってくる……
アナタガ悪いのよ……あんなコトするから……
『もう……酔っちゃったわ。
ベク君の……さっきの一口で……////』
あんなコトこんなコト、オンパなベク君に
『1人でチョット拗ねてる。
過去が見えるってヤダ……』
BH「なによ……急にぃ。Aちゃん
はぁ……誰に、妬いてんの？」
・
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2016年9月29日 9時
