JD 2 ページ2
＊
このチャラそうな奴の背中を
睨みつけてやったら
私の鋭いビームを感じたのか？
いきなりクルッと
振り向いた瞬間
バチバチって目が合った！
『あ………ぁ！！』
「……うわっ？」
どこかで見たこと……
少し分けた前髪から見える
この下がり気味の目尻りと眉
フニャっと笑う口元……
それから……
この声……
はぁーー思い出せんっ！
飲んでるせいか頭回ってないし
いや、別にいいわ！知り合いでもないんだし……
「どうして……
みんなそうやって
俺の前から消えてくの？」
「へっ？」
突然
ボゾボソと呟き始めたこの人は
そのうち私に向かって……
スピード加速して喋り出した！
ええぇっww！？
『あ、あのアタシ……トイレに』
「約束したじゃん。
たったそれだけ１つなのに………」
いきなり手を握ってきた彼が
次に起こした
アクションが突然すぎて
出すよね…！！出すよね悲鳴っ
『ぎゃっーぁ！』
私…グイッと引き寄せられてない？
えっ！
ウソウソぉーーっ！！
『ち、ちょっと！もしもしアナタ！』
凄い睫毛長いっっ。
肌、私より艶々っ
くそっ！何なの？
『あんのぉ///……だからっ違うぅ』
両手掴まれて
今ぶんぶん振られてる
『酔う……ヤメて！酔い回るってぇ』
馬鹿なの？この人はっ
クソ酔っ払い！
「そしたらさ、
ずっと居られるんだよ。
なのに……さぁ」
ちょちょ、待って！
『ひいっ！やー、チョット、
おたく、人違いですって！』
「どうして……？」
私にどうしてと聞かれてもねww
混乱だっ！
酔いと、この何処かで
見たことのある
ヘンタイな奴の行動が………
「…見てたか？聞いちゃったかな
ハハ……いやぁ、見苦しくてゴメンね」
なんだ…。わかってんじゃない。
『いえ……別に。』
ま、マズイわ。
このままここにいると
絡まれる……
は、早くこの場を去ろうっってぇ
思ってるんだけどね、
カラダは逃げてるんだけど……
足元にしがみ付く
この人はナニィ？？
「チョット……ココロ折れてる。」
って急に言う……
『折れてるかなんか、
わかんないんですけど
トイレ〜イカセテェ。だーーーっ！』
「じゃ、帰ってくる？」
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ちぇんのらん(プロフ) - メグさん» コメント嬉しく拝見しました♪初恋のジョンデの仕草を１つ１つ妄想しながら書きました笑！気に入って頂けて凄く嬉しいデス。ジョンデは何処にも出て来ますので是非他も覗いてみてくださいね？応援ありがとうございます (2017年5月9日 10時) (
レス) id: bd75574f3b (このIDを非表示/違反報告)
ちぇんのらん(プロフ) - kaorinさん» こちらも読んでくださって嬉しいです♪書きながらですね…ジョンデが甘すぎたかなって…ちょっと思いましたが初恋だから…つい///！応援ありがとうございました！ (2017年5月9日 10時) (レス) id: bd75574f3b (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - いつもちぇんのらんさんの作品を楽しみにしているジョンデペンです。こちらの作品も久しぶりの？ジョンデでペンとして堪りませんでした！是非ともまたジョンデメインの長編を書いてほしいです！ちぇんのらんさんが描くジョンデに会いたいです！ (2017年5月9日 9時) (レス) id: 55af55132f (このIDを非表示/違反報告)
kaorin(プロフ) - のらんさん、こちらも一気に読ませて頂きました！面白かったです。これからも作品楽しみにしています。 (2017年5月9日 5時) (レス) id: e23f085c7d (このIDを非表示/違反報告)
ちぇんのらん(プロフ) - くまさん» くまさん初めまして！応援ありがとうございます！すごく嬉しいです(泣)！どのお話をご紹介しましょうか？(^ ^) (2017年4月29日 18時) (レス) id: bd75574f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2017年4月22日 18時
