Chap.330 ページ19
安「…接触を防ぐことは
できなかったんですか?
逃げれば良かったでしょう。
あなたはジンが危険人物だと
知っていたはずです。
自分は平気だと思いました?
自分は大丈夫だと思ったんですか?」
目の前にあるマグカップから
微かに立っている湯気を見つめる。
安「迷子になっていた方がまだマシです。
探しながら、あなたが大変な目に合っていないかと
息が詰まるほどの不安に駆られるだけですから。
それなのに、ジンと会っていた、なんて。」
スカートをギュッと握りしめる。
安「それに、ジンと会っていたことを
隠し通すつもりだったでしょう?
今回、たまたま口を滑らせたようでしたが。」
感情が溢れ出さないように唇を噛み締める。
安「あなたの考えは、行動は、
あまりにも軽率です。だからあなたは…。」
『帰ろうとしました!帰ろうとしましたよ!』
勢い任せの大きな声で安室さんの言葉を遮った。
『二人に迷惑をかけないように
しようって思ってました、
もう心配はかけないって思ってたんです。
でも、逃げることなんて考えるなよって。
この場にいる人間が人質だと思って
行動しろって言われて。
私のせいで誰かが死ぬなんて考えたくない!』
下を向いたまま、話続ける。
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茜(プロフ) - 更新楽しみにしてます私も頑張って書いていきますね安室「最近返事がないですが体調は大丈夫ですかいつでも相談してくださいね返事待っています」 (2020年7月29日 17時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 麺たらコさん» 今日更新するので時間があったら見てくださいあと感想をしてくれると嬉しいです! (2020年7月14日 15時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 麺たらコさん» お返事ありがとうございます私も体調と相談しながら進めて行きます (2020年7月14日 15時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
麺たらコ(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます(^^) 茜さんもお体に気をつけて、小説の更新がんばってください(^^) (2020年7月14日 11時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
麺たらコ(プロフ) - ぽんちゃんさん» コメントありがとうございます!粘着質な女子高生かもしれないですね...( ´_ゝ`) (2020年7月14日 11時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麺たらコ | 作成日時:2020年3月22日 19時