眼帯少女は色んな意味で狙われています。７

Chap.297 ページ31

赤「きつい言い方をして
　 悪かった。」

少し経って、私が落ち着いてから
赤井さんは謝った。

「大丈夫です」と言うと
また頭を撫でられる。

赤「安室くんには、話すのか？」

『はい、明日ポアロに行こうと思ってます。』

赤「そうか…。彼も、これで…。」

赤井さんは何かを言いかけたが
私と目が合うと

「なんでもない」と言うように首を横に振った。

赤「明日も、ほとんど家にはいないが…
何かあった時は、連絡してくれ。」

書類の角を揃えてファイルにしまうと
赤井さんは立ち上がった。

『大袈裟ですよ。』

赤「子供には丁度いいだろう。」

『子供じゃないですよ…！』

言い返すと、赤井さんは鼻で笑う。

そして、幼い子供を寝付かせるように
優しい声で「おやすみ」と言うと
リビングを出て行った。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

［ 次回更新日：2月9日 ］

もうすぐ、chap.300…！
すごい書いたなあと自分でも驚いてます、笑

次回の更新内容は
安室さんとの、お話シーンです…！

今後も宜しくお願い致します(^^)

Chap.298→←Chap.296

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す