Chap.287 ページ21
A side
安室さんが部屋を出て行ったあと
しばらく、一点を見つめていた。
状況と話を理解するのに
苦戦していた。
何故か体が強張っている。
心臓は締め付けられているのにも
関わらず、必死に脈を打っている。
安室さんからあんなことを
言われるとは思わなかった。
もちろん、安室さんが私を好きだと
いうことも知らなかった。
ただ気まぐれに優しさを
与えてもらっているだけ。
もしくは、誰にでも与えられる優しさの
おこぼれを、もらっているだけなのだと。
真っ直ぐな瞳と、心地の良い声。
思い出すだけで改めて意味を
理解して顔が熱くなった。
けれど、すぐにまた圧迫感が襲ってくる。
このまま赤井さんの家に留まろうとは
思っていなかったし、新しい家を
見つけるまで、と決めていた。
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麺たらコ(プロフ) - イアデビルさん» ありがとうございます(^^) (2020年3月22日 17時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - とっても面白いです!最新待ってます!頑張ってください! (2020年3月19日 2時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - ぎょなさん» 読んでくださって、ありがとうございます!これからも頑張ります(^^) (2020年1月26日 20時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぎょな(プロフ) - 次回更新日書いてあるとありがたいですね!とても面白い作品です!!楽しみにしてます^^ (2020年1月20日 23時) (レス) id: a2b2f6be31 (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - まゆさん» 読んでくださって、ありがとうございます(^^) (2020年1月12日 13時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麺たらコ | 作成日時:2019年8月29日 22時