Chap.168 ページ34
疑問に思いながらも
私も前を向いてシートベルトを
閉めようとした時
横から伸びてきた手が
後頭部に添えられる。
驚くよりも先に、グッと引き寄せられ
噛み付かれるように唇が重なる。
『…っ!?』
状況が把握できずに固まっていると
すぐに柔らかいものが割って入ってきた。
『…ん…ぅ…!』
呼吸をする間も、くれない。
抵抗しても、逃がしてはくれない。
胸板を押すための両手も、大きな手によって
器用に拘束されている。
私ができることは、
受け入れて、目を瞑るだけ。
『…ふ……ぅ…。」
苦しさで瞳が潤んでいく。
僅かな空気を取り込んで、心地よさを
感じ始めたとき、やっと唇が離れた。
『な、に…。』
安「少しは、分かってくれました?」
今まで以上に満足そうな顔。
安「男の優しさが、過保護さから
来るものだと考えていると。
今みたいに、食べられちゃいますよ。」
濡れた私の唇を拭った親指を
ペロッと、また味わうように舐めた。
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理緒(プロフ) - Twitterってやってないのでしょうか?フォローできなかったです。 (2020年8月14日 19時) (レス) id: 1cb7c9a601 (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - 坂竹会長さん» ご指摘ありがとうございます!中から君って大変なことになってました…本当にありがとございます! (2018年9月29日 12時) (レス) id: 2ce796e8be (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - ページ15、中から君が出てくるではなく中から黄身が出てくるではないのでしょうか?間違っていたらすみませ ん。 失礼しました。 (2018年9月29日 11時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 更新お疲れ様です。いつも楽しく読ませていただいてます。これからも応援してます!! (2018年7月30日 19時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
salome - わたしはどちらでも良いですムニ子さんが無理なくしたいようにすれば良いと思うので (2018年7月30日 13時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麺たらコ | 作成日時:2018年7月29日 22時