戦争２６ ページ30
「ルナちゃんごめんね〜...。」
「いえ、楽しかったです。」
たわいのない会話で盛り上がっていると、すごい勢いで近づいてくる足音が１つ。
「このドアホ！」
「え。」
急に怒鳴られたらどう対応すればいいのかわからない。
「お前じゃねぇよバカ！お前だルナ！」
「私！？」
「あっれ〜...私お邪魔な感じ？」
持ち前の足の速さで女子寮へと走るAの姿は見えなくなった。
「あの...なんですか。」
「お前勝手に出ていくなよ！？めっちゃ心配したろうが！」
「えぇ！？...すいません...。」
シュンとしたルナに、手塚が頭を撫でる。
「は！？」
「なんだよ！」
内心はめちゃくちゃ戸惑っている。
「こ、高校生で頭とか撫でられたくないです！！」
「しょうがないだろ！！か...((」
俺...今なんて言おうとしてた？^q^
かわいい.....だと！？
「か...？」
「か...らだが小さすぎて高校生に見えなかったんだよ！」
「余計なお世話！だいたい大人が高校生につっかかるって大人気無いな。それでも大の男ですか！」
「あいにく俺は大の男では無い。ただの大人だ。」
「大人ですら無いわ髪の毛ツンツンして子供みたい！」
「お前だ子供なのは！」
「ギャアギャア煩いわ手塚！」
小競り合いの最中に麻子が一言。
「子供達は早く寝ましょうね〜。ルナちゃんと手塚クン？」
「「子供じゃないっ！！」」
やっと就寝についたが、ルナの方は全く眠れなかった。
『心配したろうが！』
この言葉と、あの撫でてくれた感触が忘れられない。
子供って思われて心配されてるだけ？心配してくれたのは好きだから？
あーぁ...やっぱり、恋に落ちちゃった。
ぴろん♪
「あ...お母さんからメール。」
[いい加減帰ってきて。お母さんが迎えに行くわよ？]
「！！」
もう...ここには居られない.....。
いや、最初からわかってた。
ずっとここには居られない。
お互いに仕事があるのに。
朝、起きたら、小さな荷物を抱えて髪の毛を結ぶルナがいた。
「あ、ルナちゃんおはよー。...あれ？」
「おはようございます！」
「あぁそっか...そうだね。そうだよね。」
「帰るのか。」
「はい、ホント楽しかったです。堂上教官からは怒られた記憶しかないですけど。」
「まぁ...今度来るときは利用者として来い。」
来られるかわかんないけどね。
「ありがとうございます。」
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いずみん(プロフ) - カモミールティーさん» ありがとうございます^^頑張ります！！ (2015年3月3日 21時) (
レス) id: 330b963b03 (このIDを非表示/違反報告)
カモミールティー(プロフ) - おぉ〜かっこいい堂上教官やばいッ！頑張ってください＾＾ (2015年2月28日 18時) (レス) id: 10f04cca59 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん(プロフ) - 泉月さん» わゎ！！ありがとうございます。めっちゃ嬉しいです！！ (2015年2月22日 15時) (レス) id: 330b963b03 (このIDを非表示/違反報告)
泉月 - めっちゃ面白いです (2015年2月22日 15時) (レス) id: 7ba82b4767 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん(プロフ) - 堂上ＩＯＶＥさん» 本当に堂上教官カッコいい！！名前にしちゃうほど大好きなんですね^^コメントありがとうございます！ (2015年2月11日 19時) (レス) id: fe04c1f201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ａｉ | 作成日時：2015年1月15日 21時
