番外編 ページ18
★番外編★
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事件が起こったのは、この一言が始まりだった.....のかもしれない。
「は？」
「だから、Aが腹痛で部屋で寝込んでます。」
郁は、Aが生理痛で寝込んでいるということを言い換え、腹痛と伝えた。
「熱の次は腹痛か。医務室には行かないでいいのか。」
「あー...そういうのじゃないっていうか.....。えと...まぁつまり大丈夫です。」
いや、あたし嘘はついてないよね？心の中で自問する。
「なんだ、布団から顔もあげられないくらいの腹痛なのか？」
「え.....あぁ、そうです！だから...。」
「じゃあ医務室に運んでやる。」
え！と郁は顔を強ばらせる。
まずい流れだ。
「大丈夫です！！行かなくていいです！！私が運びます！！」
「お前は訓練があるだろ。まさかサボるつもりじゃないだろうな？」
獣のような顔で微笑む堂上教官。
恐ろしい。ごめんよA。あとは自分で頑張ってくれ。
ｉｎAの部屋。
郁の裏切りもの〜〜〜〜〜〜っ！！
なんで生理痛で運ばれなきゃいけないんだ！！ホンッとデリカシーがない上司だな！！
「おい大丈夫か。医務室まで運んでやる。来い。」
「いいいいいや結構ですぅー。」
医務室に運んでやるっつったってどうしようもねぇんだよクソ教官！チビのくせにカッコつけるなー仕事しろ仕事！心のなかで愚痴っていると、
「ぅ.....ぃった.....。」
またもや腹部に激痛が襲ってきた。
「おい、大丈夫か。」
座ってAの顔を覗きこむ。好きな人に近づかれるのがどれだけ心臓に悪いか。寿命が縮むー。止めてくれー堂上教官ー。
「だ...大丈夫です多分...ぉ...う。」
「顔が気持ち悪い。」
「ハァ！？」
ゴツッ
「いた！なんですか病人に頭突きっ.......て.........。」
目の前に、堂上教官の顔がある。
「熱はないな。」
「うそおおおおおおおおおおおおおおおお！？」
「は？嘘つくかアホ。」
そこじゃねええええええええええええええええええええ！！！！！
「あの！それより、女の子の部屋に躊躇なく入るのってどうかと思いますよ！？」
「どこに女の子がいるんだ。」
あ.....なんかイライラしてきた。なんでだろ。生理のせいかな。しかも頭もいたいし.....。
「もう、なにもしないなら出てってくださいよー！！」
フラァッ
「え？」
「ぇ...。」
ーーーーーーーーーー
続くでー♪
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いずみん(プロフ) - カモミールティーさん» ありがとうございます^^頑張ります！！ (2015年3月3日 21時) (
レス) id: 330b963b03 (このIDを非表示/違反報告)
カモミールティー(プロフ) - おぉ〜かっこいい堂上教官やばいッ！頑張ってください＾＾ (2015年2月28日 18時) (レス) id: 10f04cca59 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん(プロフ) - 泉月さん» わゎ！！ありがとうございます。めっちゃ嬉しいです！！ (2015年2月22日 15時) (レス) id: 330b963b03 (このIDを非表示/違反報告)
泉月 - めっちゃ面白いです (2015年2月22日 15時) (レス) id: 7ba82b4767 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん(プロフ) - 堂上ＩＯＶＥさん» 本当に堂上教官カッコいい！！名前にしちゃうほど大好きなんですね^^コメントありがとうございます！ (2015年2月11日 19時) (レス) id: fe04c1f201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ａｉ | 作成日時：2015年1月15日 21時
