【銀魂】銀髪ホストと黒髪上司。

19　[アイツの考えがわからない] ページ22

『はい、もしもし？』



でた。



A「送ってくれてありがとうございました。

では。」

とAは電話を切ろうとしたら銀時が叫ぶ

銀時『ちょっと待って！？！早いわ！！』

Aはケータイを耳元に戻す

銀時『天野宮さんの友達ちゃんと返したから、家に。』

A「すいません、ご迷惑をおかけして。」

銀時『うん、すげー迷惑だった』

本音を言われAは目を点にする

銀時『迷惑って思ったなら、また来てよ。』

A「嫌です。」

電話越しでも銀時が苦笑いしてるのがわかる



銀時『あと、一人で抱え込む癖、やめなよ？

天野宮さんが困った時は俺が助けてあげる』


A「はい、…ありがとうございます」


言葉が落ちたあとAも銀時も驚いていた

銀時はいりませんと言われるのかと思っていたから。

Aはホスト野郎を一瞬信じてしまったからだ。


銀時『俺を頼れよ？』


と一言呟いてから銀時は電話を切った


ツー…ツー…と通話が切れた音だけが虚しく残る



どうして初対面の人がこんなに優しくしてくれるのか





…ホストだから。





どうしてニコニコ笑ってくれるのか





…仕事だから。





じゃ、どうして関係のないところまで首を突っ込もうとする？





………わかんない。

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