＝ぶるり・３＝ ページ31
「聞いてから、おいでね。」
侑李ちゃんは、お目目をパチパチして
「ん。わかったぁ・・
お母さんにきいてから、いくぅ。」
「ん〜〜、・・侑李ちゃん？」
「なぁに？」
「・・それはさ、
お父さんには・・聞かないの？」
「ん。お父さんにはね、きかないの。
んっと、お母さんがね、まだパパには
内緒にしなさいって。」
「・・内緒・・？」
・・まぁ、そっか・・息子の彼氏って・・な。
それも・・大分年上・・だし・・。
ショック大きいよな。
お母さんは理解があるからいいけど・・な。
侑李ちゃんは、俺の腕の中で無邪気に
「んっとねー、内緒なのは〜
ゆーりの、お父さんね・・つおいの。」
「ん？・・強い？？」
「ん。つおくてぇー
ゆーりのコト、すっごく好きなの。」
「・・つ―――――――。」
俺はまた、声にならない声を出してから
「そ、そ、それって、
スッゲェ・・大問題じゃんっっ！！」
「んふふ〜、へぃきだよ〜。」
って、俺の手を握って
侑李ちゃんは、のん気に笑いながら
脱衣所を出て、ぺたぺた歩いて行くのを
俺は、手を引かれながら
「や、や、マジ、ヤベェって・・マジ。
・・お、送るの緊張してきた・・俺。」
「くふふ。だいじょーぶ。
きょうはー、お父さんお仕事でいないの。」
「あ。・・そーなんだ――。」
って、ホッとしちゃった、俺。
や、ヤバいな。マジヤベェな。
＿＿＿小悪魔ちゃんのパパは、悪魔大王だっ。
・・そんな人の、大切な大切な
可愛い息子さんに・・
俺、手出しちゃったんですけど・・。
侑李ちゃんは、のん気に無邪気に
「宏太さん、はやくーココ座ってっ。
ゆーり、また宏太さんのお膝で〜
おべんとーたべるぅー。」
だって・・・。
かっわいい〜〜って、思いながらも
＿＿＿＿侑李ちゃんの背後に・・
目力の強い、強そうな男性の影が見え＿＿＿＿
俺が・・ぶるりっと背筋を震わせたのは言うまでも無い。
・・・トホホ。
＝おわり＝
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あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» ぬ腐ふ腐。素敵なけと愛に、カンパイ！ヽ(^o^)丿 (2017年10月9日 11時) (
レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あなちゃん(プロフ) - あひる☆さん» けと愛です。ぬ腐。 (2017年10月8日 20時) (レス) id: a584e3a8a5 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» ほ〜〜。けと愛ですなぁ。ぬふふ。 (2017年10月7日 19時) (レス) id: c8b281684c (このIDを非表示/違反報告)
あなちゃん(プロフ) - あひる☆さん» けと受けは正義｡けと受けがなくては生きていけない← (2017年10月7日 14時) (レス) id: a584e3a8a5 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - 真聖さん» あひるで〜〜す！真聖しゃ〜ん！！ありがと〜〜！！最高うれしーっす！！(ゆぅりから〜)んふふ〜かわぃすぎるの？ゆぅりって・・。んふふ、てれちゃうー。 (2017年10月7日 14時) (レス) id: 84bd827288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年9月20日 16時
