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昔から誰かに認知されることなんて
皆無に等しいくらいに無かった
「…‥え、ぁ、あぁ!山田さんか!」
遅れた宿題を職員室まで届けた時だって。
「ねえ、この席に誰かいたっけ?」
六年間も同じクラスメイトのあの子にも。
______仕舞いには、
「あら!いないのかと思ったからご飯食べちゃったわよ」
実の親にさえも。
別に誰が悪いとか、
そんなものはなかった
ただ単に影の薄い自分が悪いだけ
「…‥あれ、きみ誰だっけ?」
そんな言葉、もう慣れっこで。
決まって こう返すんだ
『ーー名前なんて、無いです』
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__________そんな卑屈過ぎる彼女と彼らの青春物語り。
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赤 - 凄い心に響くというか落ち着くというかなんか凄いです!続きが気になるので更新していただけないでしょうか? (2022年1月6日 0時) (レス) @page20 id: 51c9a307dd (このIDを非表示/違反報告)
優琴(ユキ)(プロフ) - え、え、語彙力やばくないですか???なんかすごく最後の言葉がいい感じというか、あれなんだこの神作 (2021年11月30日 8時) (レス) @page20 id: 2ddfb5e61c (このIDを非表示/違反報告)
無気力しか勝たん - ゑ?神じゃん(語彙力どっかに落っことした)(あ、語彙力元々なかったや☆) (2021年9月22日 0時) (レス) @page20 id: 5861121e2b (このIDを非表示/違反報告)
りおん。(プロフ) - 最後、その一言がすとんと入ってきました。 (2021年2月22日 19時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ - 心に、響きますね。(語彙力どこいった) (2019年8月16日 10時) (レス) id: dd13cd4910 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:腐りかけのカフェオレ | 作成日時:2015年9月7日 14時